職員室でだれかの仕事に不平不満を言いたくなったら

職員室で不平不満を口にしても得られるものはない

不平不満があなたの価値を下げてしまう

 

「あの人がイヤ」

「この人はダメ」

 

その気持ちはよくわかります。

 

僕より高い給料をもらっているクセに

全然働いていないじゃないか。

 

僕はそんなことをすぐに口にしてしまう一人でした。

 

で、そういうことを口にして、

なにか改善されたかというと、

なにも改善されませんでした。

 

不平不満を口にしても、

エネルギーの無駄遣い

 

そして、

 

僕が心にブロックをつくると、

相手も僕に対して、心のブロックをつくってしまいます。

 

 

『働き蜂の法則』

 

こんな話を聞いたことはありませんか。

 

一つの組織には、

「よく働く蜂」が20%

「普通の蜂」が60%

「働かない蜂」が20%

になるそうです。

 

さらに!

 

「よく働く蜂」だけを集めても、自然と

 

「よく働く蜂」が20%

「普通の蜂」が60%

「働かない蜂」が20%

 

になるそうです。

 

つまり、そこにイライラしても仕方がないんです。

それが世の中の摂理だから

 

イライラするだけ無駄なんです。

 

 

職員室だって「みんな違ってみんないい」

 

若い教員から年配の教員までさまざまな教師がいます。

 

体力の差、

経験の差、

年齢の差、

男女の差、

立場の差。

 

いろいろな差があって当然です。

自分と同じようにだれでもできる

という想いは手放すことです。

 

自分にできて、

相手ができないとき、

不平不満がたまります。

 

相手にできて、

自分にできないこともあることに、

気がつかずに。

 

たとえばね、

 

その先生が授業に行ってくれなかったら、

あなたのクリエイティブな時間はもっと少なくなります。

 

いてくれるだけでもありがたい。

 

いつもだれかに支えられて、

自分の仕事は成り立っている。

そんな感謝のエネルギーが、『ハッピーな先生』には必要です。

 

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 不平不満を口にして損をするのは「自分」だと知る。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。