学校の先生は何屋さん?

先生は子どもたちのハッピーを創造するクリエイター

「学校の先生」のお仕事を定義する

「学校の先生」は何屋さんなのだろうか
と思う瞬間はありませんか?
こういう「働き方」への迷いは、
生き生きと働く意欲を減退させます。
 
まず、「先生」「教師」がどんな職業なのか定義づけることで、
働き方への迷いをクリアにしていきましょう。
 
 
 勉強を教えます。
けれど、学習塾ではありません
 
  家庭学習にも口を出します。
けれど、家庭教師ではありません。
 
 行事を企画します。
けれど、イベント会社ではありません。
 
 写真を撮ります。
けれど、カメラマンではありません。
 
 事件が起きれば、調べます。
けれど、警察ではありません。
 
 悩んでいたら、相談にのります。
けれど、カウンセラーではありません。
ときには、保護者の悩みにもお答えします。
けれど、やっぱりカウンセラーではありません。
 集金をし、記帳し、お金の管理をします。
けれど、会計事務所ではありません。
 
 集金の督促をします。
けれど、取り立て屋さんではありません。
 
僕らはありとあらゆることを業務にしていますよね。
旅行の企画を練り、案内を出す。
 
卒業後の進路を考え、
場合によっては、卒業後の面倒までみる。
 
ときには、一緒に会社を訪問する。
 
ありとあらゆることに精通していないとできません。
 
僕らは何屋さんなのでしょうか?
 

「子どもたちのハッピーを創造するクリエイター」

 
僕は、「学校の先生」をこう定義しました。
授業も、
行事の企画も、
清掃も、
集金も、
ぜ〜んぶ、
子どもたちのハッピーを創造するために
欠かすことのできない業務です。
 その一つひとつが、子どもたちのハッピーを生み出している。
 
そう気づいたとき、
すべての業務がみずみずしく目に飛び込んできました。
 一つとして、
意味のない仕事はありません。
 
全員の子どもたちには影響はないかもしれない。
 
けれど、僕がこれをすることで、
たった一人のあの子がハッピーになるならば、
その仕事には意味があるのです。
 

『ハッピーな先生』になるためのステップ

  
「子どもたちのハッピーを創造するクリエイター」になる。
 
くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。