保護者に応援してもらえる先生になる

保護者に応援していただける先生になる

保護者に応援してもらえていますか?

 
僕は、保護者に応援していただくことが
とても苦手な教師でした。
自分でブロックをつくっていました。
「苦情は来ないだろうか」
そんなことばかり心配していました。
 
もちろん、
応援して下さる保護者の方は、
たくさんいらっしゃいました。
 
けれど、僕自身は、
応援してもらえるような努力をしていませんでした。
 
非常に傲慢であったと思います。
 
「保護者に応援してもらう」
 
これは、とても大切なことだと思っています。
 
保護者に応援していただくことが
「ハッピーな教室」への最短ルートです。

なぜ、応援されるとハッピーは加速するのか

 
応援していただくということは、ファンになってもらうということ。
 助けていただくということです。
 
考えてもみてください。
 
学校は、年間200日程度
 1日にせいぜい8時間
 
僕らが、子どもたちと過ごす時間なんて、ほんのわずかなのです。
 
お父さんお母さんの応援なくして、学校教育は成り立たないのです
 
ところが、僕はそういうことがとても苦手な先生でした。
 「あの親はわかってない」などと口にするダメな先生でした。
 わかっていないのでは、僕の方だったのです。
 
「保護者に応援してもらう」
 
そういうマインドがありませんでした。
 
保護者に応援してもらえるようになると、すべてが加速します。
 
「あの先生、いい先生だよね」
 なんて言ってもらえたら、もう最高。
 
 
子どもの気持ちになって考えてみてください。
 
「あなたの担任の先生、ダメね」
 と言われるような先生の教室でハッピーに生活できますか?
 
 
「あなたの担任の先生、素敵な先生だね」
 と言われれる先生の教室で暮らしたいですよね。
 
そう言っていただける「あなた」でなくてはならないのです。
 

『ハッピーな先生』になるためのステップ

 保護者に応援していただける最大限の努力をする
 
くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。