フロー状態になるためのポイント<前編>

児童生徒 笑顔 学級担任

フロー状態でやる志事は、良質な遊びなのだ♪

「志事とは、寝食を忘れて没頭する遊びである」

これは、大辞典型ブログ版『ハッピーな先生のハッピーな教室』の生みの親、カイエダミエさんから教わった言葉です。

 

フロー状態で志事をするってことは、仕事を良質な遊びへと変化させます。

聞こえは悪いんだけど、心から楽しんで志事をしたら、それは遊びのようなものになるんです。

 

フロー状態になる5つの条件

じゃあ、そのフロー状態になるためには、どうしたらいいのでしょうか。

それには5つのポイントがあるんだそうです。

 

先日、「はやちゃんの子育て講座」にて早川先生から教わりました。

その中で、子どもたちがフローになる5つの条件を教わりました。

それを学校の先生の仕事に当てはめてみたいと思います。

 

①魂の声に耳を傾ける

②子どもたちの笑顔が浮かぶ

③チャレンジ

④工夫する余地

⑤邪魔されないで心から楽しめる環境

 

いかがでしょうか?

過去の記事はコチラ→フロー状態になるためのポイント<後編>

 

魂の声に耳を傾け、子どもたちの笑顔を想像してみる

一つ目はね、ちゃんと自分の魂の声に耳を傾けているってことです。

自分がどうしたいかをわかっていることって、とっても重要です。

過去の記事はコチラ→内発的動機で仕事をはじめる

 

そして、次に大切なこと。

それは、やった瞬間の子どもたちの笑顔が想像できること。

だれかが喜んでくれるってのは、一番の動機づけになります。

 

実は、人間って自分が喜ぶことをするよりも他人に喜んでもらえることをするときの方が、モチベーションが上がるんだそうです。

 

卒業式や学級を閉じる日の前日。

僕らは、フロー状態で志事に励んでいます。

「このメッセージ読んだら、子どもたち喜ぶかな〜?」

「このムービー見たら、みんな泣いちゃうかな〜?」

 

僕らがフローになるのは、そんな子どもたちの感動を想像するからです。

 

わけのわからん調査やアンケートにワクワクしないのは、そのためです。

余談ですが先日、知り合いの教務さんが教えてくださいました。

年間に提出する書類は、教務主任さんだけで200以上だとか。

それに、生徒指導や進路指導、保健関係を加えたら…。笑えます。

 

目の前の子どもたちのハッピーを創造するのが、ハッピーな先生のお志事です。

だから、子どもたちの笑顔を想像してみてください。

子どもたちの笑顔を想像したら、その笑顔を創造するための志事をしていくんです。

そういう志事に僕らはワクワクするのです。

だから、「学校の先生」という生き方を選んだのでしょう?

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 どんなシゴトをしたとき、子どもたちは笑顔になりましたか?

 

(「いいね」を押していただき「しつもん」の答えと一緒にシェアしていただけたら幸いです。)

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。