自己投資したものを、浪費に変えないために

自己投資 浪費

お金と時間を投資したら、価値が上がるもの

 前回のお話→お金と時間を何に投資するか

お金と時間を投資したら、価値が上がるもの。

それは、どんなものでしょうか?

 

たとえば、本を読んだり勉強会に参加したりします。

書籍代や参加費、受講料といったお金を投資します。

読んだり参加したりする時間を投資します。

 

そうやって自己投資をすること。

これがとっても大切です。

 

学びの蓄積は、あなたの価値を2倍にも3倍にも引き上げてくれるはずです。

経験を重ねていけば、その価値はさらに上がっていくでしょう。

 

学ばないで我流でやっている人の実に多いこと。

でもね、ちゃんとお金と時間を投資して学んでおくことは、後々あなたの価値を高めることにつながります。

 

その投資、浪費になってない?

でも、実は研修会に出て満足、本を読んで満足。

そんな人も実に多いのですね。

 

「へぇ〜っ、すごいなぁ」

「なるほど〜、おもしろいなぁ」

 

…と思う。

 

だれもが思う。

だけど、そのあと必ずこんな言葉が生まれてくるんです。

 

「ウチのクラスじゃ無理だな」

「あの先生は特別だな」

「時間がないな」

「施設がなぁ…」

「管理職がなんて言うかな…」

 

どんどん生まれてくるのは、「できない理由」です。

人はそれを「言い訳」と呼びます。

 

時間もお金も投資しても、それを実践に移さなければ、それは『浪費』です。

 

せっかく車を買ったのに、乗らないのと一緒です。

トレーニングジムの会員権を買ったのにて行かないのと一緒です。

 

学んだらまず、やってみる。

これが正解です。

 

さあ、今年度、あなたは何をやってみますか?

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 これまで学んだことの中で、あなたが実践することは何ですか?

 

(「いいね」を押していただき「しつもん」の答えと一緒にシェアしていただけたら幸いです。)

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。