居心地の悪いところで、新しい種は見つかる。

教師力 勉強会

居心地のよい研修や会ばかり選んでいないだろうか。

研修にもいろいろあります。

おそらく国語の先生なら国語の研修がありますし、生徒指導の先生なら生徒指導の研修があります。

勉強熱心な先生ならば、自分で見つけて勉強にも出かけられていることでしょう。

属性の近い先生と学ぶことは勉強になりますし、居心地も悪くありません。

でもね、僕はまったく別の発想で、学びの場を選んでいます。

 

たとえば、1〜2年目の先生が参加する研修に10年以上経験を積んでから参加しました。

講師の先生からかなり嫌な顔をされましたけど。新たないっぱい気づきがありました。


門外漢の『総合的な学習の時間』の研修。

理解できなかったこともありましたが、新たな気づきをいただきました。

 

中学校の教員ですが、小学校の学級活動の研修会に参加したこともありました…。

少しリメイクしたら、中学校でも使えるアイディアをいただきました。

あるときは『教育相談』の研修会に参加しました。

周りにいたのは、みんなベテランの養護教諭。

やはり新たな気づきがありました。

勇気をもって飛び込む

研修会に参加して居心地がいいときはね、

「あー、わかる!わかる」

「うーん、知ってる!知ってる!」

そんなときは居心地のいいもの。

ところが、居心地が良ければよいほど、気づきは少ないの。

それが悪いとは言いません。

 

でもね、わざわざ学ぶということは、時間とお金を投資するということ。

エンターテーメントとして楽しむためなら居心地のいい場所がいい。

 

だけど。

 

自分が成長するための自己投資ならば、あえて居心地の悪い場所に飛び込んでみるのもアリかもしれませんよ。

 

居心地の悪いところに飛び込むと、新たな気づきがたくさんあるんです。

 

起業家が行くセミナー。

投資家のセミナー。

自己啓発セミナー。

ファシリテーションの研修会。

心理学やセラピストの勉強会。

講座づくりの講座。

 

最近は、そんな場所にも顔を出しています。

 

 過去の投稿→ブレイクスルーは異業種にあり

 

 

お金と時間を投資して自分を磨く自己投資。

あえて、居心地の悪いところに飛び込んでみると、新たな発見があります。

 

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 自分を輝かせるために、どこに飛び込みますか?

 

(「いいね」を押していただき「しつもん」の答えと一緒にシェアしていただけたら幸いです。)

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。