お母さんの痛みを一緒に味わってみる

お母さん 苦労

課題は自分の内側にしかない

誰かのせいにして外側に犯人を探すんじゃなくてね、
自分の中に課題を見つけて行く。

すべての出来事は、
自分を成長させるものだから。

この子を成長させるものだから。

 

大きな壁に出会ったら、

「壁さん、ありがとう」

なんだな。

 

自分の中に課題を見つける。

でもね、
それは自分のせいにすることじゃない。

自分を犯人扱いすることじゃないよ。

 

そうやって、
自分を責めたら苦しいよ。

 

自分の内側で起こっていることに
目を向けるってことなの。

ただそれだけ。

 

その行動を選んでいるのは自分です

「あの人のせいで自分がこうなった」
ということはないし、

「自分のせいであの人がこうなった」
ということもないんだな。

 

自分の行動を選んでいるのは自分です。

この子の行動を選んでるのは、
この子なの。

 

たとえ人に指示をされたとしても、
それに従っているのは自分です。

それを選んでいるのは自分です。

誰かに相談をしたとしても、
最後の選択をしているのは自分です。

人のせいにしているのも自分です。

 

変えられるのは、自分だけです。

大人もね、子どももね。

 

あるお母さんの心を癒す

以前、
子育てのことで
悩まれているお母さんに出会いました。

じっくりお話を伺っていると、
お母さんの抱えている「痛み」が見えてきました。

「ウチの子がこうなったのは、
 私のせい」

そんな自責の念を感じ取りました。

お母さん、
むちゃくちゃ自分を責めてるんだな。

 

「育ちたいように子は育つのですよ。

 お母さんは、ご自身を責めすぎです。

 あの子は今、あの子の人生を歩いています。

 お母さんもご自身の人生を大切にしてみてください。

 お母さんがね、
 いくらこの子を変えよう、
 変えようってがんばっても、
 変わりません。

 変わることを選ぶのはこの子だから。

 この子がそれを選択しない限り
 変わらないの。

 そしてそれは、
 お母さんのがんばりとは無関係だから。

 自分を責めたりしないでください。

 1日に数分でいい。

 ご自身を労わる時間をつくりましょう」

 

お母さん、
本当にがんばってるんだ。

がんばり過ぎてるんだな。

 

でもね、
この子の行動を選んでいるのはこの子なの。

目の前で起きている事は、
自分が引き寄せたこと。

変えられるのはいつだって自分だけなんだ。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

  自分自身を労うためにできることは何ですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。