子どもたちを変えたいあなたへ

成長したい女の子

どうして子どもたちって変わらないの?

 

お金と時間を投資して、自分を磨く。

教育書コーナーに陳列されたたくさんのメソッド。

研究会や勉強会、講演会で学んだたくさんのスキル。

 

 

あれもこれもやってみた!

けれど、なかなか教室が変わっていかない。

それなのに、なぜ変わらないのか。

 

 

それは、子どもたちを変えようとしているから。

 

 

中3なら15年。

小6なら12年。

小1だって7年も生きてきて今の彼らがあります。

 

 

たった数ヶ月で、

人を変えられると思っているなら、

それは傲慢です。

 

 

もちろん、変わっていく子もいるでしょう。

しかし、それはあなたの力ではない。

その子の変わろうとする力によるものなのです。

 

 

だから、すべての子に響くような万能なメソッドはありません。

少なくとも、僕は知りません。

『こうすれば、どんな子でも伸びる』

なんてものは存在しないと僕は思っています。

 

 

子どもを変えようなんて、そもそも思わないことです。

 

 

「子どもを変えよう」というマインドを手放す

 

「子どもを変えなきゃ」って思うと、

先生自身が苦しくなります。

親が苦しくなります。

 

 

成長するのは子どもたち自身の力によるものなのです。

 

 

 

大人にできることは、

種をまき、水をやり、お日様に当てることだけ。

 

 

焦らないで、

子どもの中に花を咲かせるためのエネルギーが、

十分に溜まるのをじっくり待つ

 

待ってあげると、子どもはうれしい。自分の成長を信じてくれる大人に出会うわけだから。

メソッドやスキルを身につけても、それだけでは教室は変わりません。

それだけでは家庭は変わりません。

 

まずは、先生自身のマインドを変えてみてください。

マインドが変わると、子どもたちを見つめるまなざしが変わります。

子どもたちへの言葉がけが変わり、子どもたちの姿が変わり、そして、親自身、先生自身の心がもっと軽くなります

 

ハッピーな先生になるための質問

 どんな大人が好きでしたか? 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。