内側から湧き上がったものを信じる。

いじめ 対応

いただいたメッセージ

いつもメッセージ、ありがとうございます。

ここ数日、いただいたメッセージを投稿させていただいております。

 


 

みんな違ってみんないい

教室の空気を整える

なるほどーと思いました。

私は、いじめは犯罪だ!!と、伝えていかなきゃいけない、と主任に言われ、伝えていくことはしなければいけないと思い、教壇の上で話したことがあります。

でも、それを全体に声を大にして伝えたところで、本当に解決になるのか?

自分の中でしっかり府に落ちず、むしろ自分で考えることをせずしなければいけないことだと流れのままに話していたと思います。

その言葉に心がなかったのは事実です。

 

子育てをする中で、叱られる!と思った瞬間に子供は心を閉ざすとすごく感じました。

自分で分かってるからですね。

でも、やってしまう。

だから、本当に子どもが求めてることを感じて、その件とは違う話をしたりしつつ、話して、話します。

上下ではなくて、

横に並んで語るイメージ。

上手く言えないですが、自分が心で感じて正しいと思ったことをやってみようと思います。

これからもメルマガを楽しみにしています。

ありがとうございました(^^)

 


 

今日もありがとうございました。

 

自分らしさ100%!

今、本校では基礎学コンクールといって、朝の10分間で行う朝学習のまとめテストを行っています。

これまでは、その基礎学コンクールで点数が悪いと、やり直しと称して、何度も何度も合格するまでやらされていたそうです。

なんか想像つくでしょ?

 

で、去年、僕は学年主任として「それはやりません」と決めました。

やらされ感たっぷりで、何度も何度もできるまで同じテストを繰り返す。

それが良いとか悪いとか、議論するつもりはありません。

 

ただ、僕のマインドには合わない。

それだけのことです。

 

「できるまでやると力がつくんだ!」という考え方。

それも正解。

「それじゃ、勉強が嫌いになるよ」という考え方。

これも正解。

どっちが正しいとかじゃないんです。

 

ただね、僕のマインドには合わない。

だから、やめました。

転任早々でしたが、魂が「やりたくない」と叫んだから、やりません。

 

そこ、空気を読んだら、「自分らしく」ないのでね。

 

で、今年も勉強のお得意でない子たちは「やり直しテスト」に苦労しているわけです。

 そんな姿を見て、ウチの学年の子どもたちが尋ねてきます。

 

「先生、私たちの学年はああゆうのやりますか?」

「えっ?やりたいの?」

「いや…、やりたくないです」

「で、僕はそういうことをやれって言うと思う?」

「言わないと思います」

「だよね?じゃあ聞かなくてよくない?」

 

自分の魂で志事をするんです。

去年はどう?

他はどう?

大事なのはそこじゃないの。

 

自分はどうしたいのか。

これが大事なんです。

 

いじめ?許すな!

いじめは犯罪だからやっちゃダメなのか?

犯罪じゃなかったら、やっていいのか?

そういうことじゃないんだよね。

 

法律で決まってるから、やっちゃダメなのか?

そういうことじゃないでしょ?

 

法律がどうとか、校則がどうとかじゃなくてね、魂なんです。

 

「オレさ、お前らのやってること、やっぱ受け入れられんわ。

 それ、いじめだろ?

 人、傷つけて喜んでるんだろ?

 そんなの、オレ、好きになれんわ」

 

そうやってストレートに伝える。

こういうこと伝えるのって、勇気がいるらしい。

 

「いじめの指導するときって、どんな話をしたらいいですか?」

って聞かれると、とっても困る。

(あれっ?何も湧き上がってこないの?)って思っちゃう。

 

教育者として、どう在るか。

目の前でいじめが起きてる。

湧き上がるでしょ?

「おい!おい!おい!おい!」ってなるでしょ。

それを届ければいいんです。

 

僕はね、いつもこう考えてるの。

それで、クビになったら仕方ないじゃん!って。

内側から湧き上がってくる言葉をストレートに伝えたい。

それが一番伝わるんだから。

 

 

「先生」って職業だと思ってないの。

生き方だと思ってるの。

 

結局覚悟なんですよね。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

魂で志事をするために、どんなブレーキを外しますか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。