大胆に失敗させようよ♪

子どもの失敗 許す

本物の成功体験とは?

成功から学ぶ。

失敗から学ぶ。

どちらも大切な経験です。

 

ところが、親としてはできるだけ失敗はさせたくないものです。

失敗しないように、失敗しないように。

先回りして、先回りして。

「あ〜しなさい」「こ〜しなさい」と言ってしまいます。

 

もちろん言われた通りにやっているのだから、成功しますよね。

でも、それって本当に成功体験と呼べるのでしょうか。

 

失敗する。

その失敗から学ぶ。

それで、次は成功する。

それが本当の成功体験じゃないかなって思うのです。

 

失敗からの成功が強い子を育てるの

こういう経験を積むとね、だるまさんみたいな子に育ちます。

失敗してもあきらめない!

七転び八起きの人。

つまづいてもつまづいても立ち上がる。

 

失敗から学ぶのは、一番大切な成功法則なの。

 

うまくいかないとき、やり方を変えて続けてみる。

今のやり方に固執することなく。

また、すぐにあきらめるのではなく。

 

創意工夫と粘り強さ。

それこそが生きる力。

世の中を生き抜く力。

 

アドバイスをしない。

僕がワークショップの中でお伝えしていることの一つに「アドバイスをしない」というのがあります。

 

「アドバイスをしない」

 

これね、親としては苦しいのです。

困ってる我が子。

このままのやり方じゃ失敗するとわかっている。

そんなとき、親としてはついついアドバイスをしてしまう。

子どもが求めてもいないのに、アドバイスをしてしまう。

 

そのことが、子どもの成長の大切なチャンスを奪ってしまうことになるかもしれないから。

グ〜っと我慢。

アドバイスしたい自分を受け止めてあげる。

信じて手放す。

 

この子はこの子の力ではい上がる。

そういう力がちゃんとある。

そのことを信じて、ただただ見守る。

そんな在り方が大事なの。

 

失敗させてあげようよ。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

どんな失敗を、笑い飛ばしますか

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。