ハッピーな先生が手放したい、たった1つの指導法

叱らないで指導するとハッピー

子どもたちは、みんな一生懸命なんです

 

「なんで忘れ物をするの?」
「なんで提出物が出せないの?」
「なんで遅刻するの?」


「なんで?」「なんで?」の繰り返し。

 

なんで、こんなこともできないの?」
この言葉は、子どもたちを苦しめるのです。


「他の子はできるのに」
「あのときはできたのに」
「何度言ってもわからない」
「何度言っても変わらない」

「ほら、あの子、最近、サボってるよね」

 

子どもたちのハッピーを心から願う先生には、
そんな見方で子どもを見ないでほしいのです。

 

だれだってみんなと同じように、ちゃんとやりたいんです。

 

そこを理解してあげたい。

 

「ハッピーな先生」は子どもの気持ちに寄り添うのが仕事です

 

子どもは、みんな一生懸命。

子どもたちだって、ホントは

 

「忘れ物をなくしたい」
「提出物を出したい」
「遅刻したくない」

 

できない自分が悔しいんです。

 

子ども時代の僕だってそうでした。

 

「ハッピーな先生」は、その大前提で子どもたちと向き合いたい。

 

そして、ちょっとだけ立ち止まって考えてみる。
そんな時間が「ハッピーな先生」には必要です。

 

「なんで?」「なんで?」と叱責する前に、まずじっくり考えてみるんです。

 

「どうしたら、

 この子の忘れ物をなくせるのだろう?」
「どうしたら、

 この子は提出物を出せるようになるのだろう?」
「どうしたら、

 この子は遅刻せずにすむのだろう?」

 

僕は、そうやって子どものために悩む時間が大好きです。

この子の幸せのために、僕にできることは何だろうか。
そう考えたとき、

決して「叱る」だけではない

自分のすべきことが見えてくるのです。

 

「ハッピーな先生」になるためのステップ

 

 「叱る」よりも大切なことを知る。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。