ウチの子、成績が上がらなくて困ってます!

高校受験 勉強しない

だれかは私になれないし、私はだれかにはなれないから、比べる必要などないのですね。

 

 

とは言え人間は、他者との比較の中で生きているわけで。

どうしたって比べてしまいます。

 

 

ホントは絶対評価でいいのだけれど。

世の中はどうしたって相対評価。

 

 

でもね、

自分自身をだれかと比べると、苦しくなるの。

子どもをだれかと比べると、苦しくなるの。

そうやって、苦しく方、苦しい方へと進んでしまう。

 

 

それを選んでいるのはだれですか?

 

 

そう、自分です。

 

 

だからね、

この子はこの子であるだけで素晴らしい。

あなたはあなたであるだけで素晴らしい。

 

 

まず、ありのままを受け入れる。

それを認め、許し、愛する。

 

 

それが大事なんだな。

問題を問題にしているのは自分なんですよ。

 

 

それぞれみんな違うから、抱えている課題だってバラバラです。

こんな言葉を耳にするたび悲しくなるんだ。

 

 

「ウチの子、この学校に受かってくれなきゃ困ります」

 

 

それ、本当でしょうか?

本当に困りますか?

だれが困りますか?

 

 

「この学校に行ってくれなきゃダメです」
 
 
 

それ、本当でしょうか?

本当にダメですか?

 

 

この子はダメな子じゃないよ。

問題を問題にしているのは自分です。

 

 

「勉強しなさい」って言い続けて疲弊しちゃう。

子どもの顔も曇るし、あなたの顔も曇る。

そんな負のスパイラルに陥ると苦しくなります。

 

 

その子のありのままを受け入れる。

今ある力でご縁のあった学校に行く。

そこで輝けばいいのにな。

どこの学校に行ったって、この子はこの子だよ。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

どこの学校に進学しても、この子はこの子。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。