授業のコツはアウトプット

授業ができない うまくいかない

授業中に子どもたちがアウトプットする時間をたくさん作るんですね。

 

 

どうも先生って教えることが好きでしょ?

でもね、教えないの。

教えないのって苦しいよ。

んでも、教えない。

 

 

教えないのが苦しくて、

それで教えてるならさ、

それ、子どものためじゃなくて、

お前のためだろ?って話じゃない?

 

だからね、

まず考えるのは、

子どもの満足度なんです。

 

 

満足度ってね、

たくさん教えてもらうよりも、

アウトプットすることで上がるんだよね。

 

 

で、アウトプットするためには、

インプットが大事になってくるの。

 

 

いや、

インプットが必要になってくるの。

 

 

どうも、

この順序を間違えちゃってる人、

多いよね。

 

 

これを間違えるから、

教え込んじゃう。

 

 

逆だよ、逆。

アウトプットが先なの。

 

 

たとえばさ、

文章を読むとしますよ。

 

読む前にね、

「これ読んだら、感想をグループで伝え合ってもらうね」

って一言付け加えるとします。

 

すると、

「感想を伝え合う」ってアウトプットがあるから、

インプットするときは、

どんなお話かな〜って考えながら読むんです。

 

 

読む前に

「これ読んだら、音読してもらうから、読み方を確認してね」

って一言付け加える。

 

 

すると、

「音読」ってアウトプットがあるから、

インプットするときは、

どんな読み方かな〜って考えながら読むよね。

 

 

つまりさ、

「読んだら◯◯するね〜」

って付け加えたらさ、

その瞬間からインプットが始まるわけね。

 

 

これ、音読に限らず、なんだっていいの。

ようは、インプットが始まるための前提として、アウトプットを用意しておくってことなの。

 

 

アウトプットを作っておくの。

すると、インプットが始まるの。

 

 

先にアウトプットね。

しかも、ワクワクするアウトプットを用意するんだよね。

 

 

いい?

「成績に入れるよ」とか「テストに出すよ」とか脅しちゃう。

「ちゃんと聞きなさい」なんて叱っちゃう。

 

そうやって学ぶことをつまんなくしちゃいけないよ。

 

クソつまんない指導案作ってる暇があったら、

こういうこと、

もっと真剣に考えた方がいいと思うんだよなぁ。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

どんなワクワクを授業の中に用意しますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。