教育や子育ては何のため?

思春期の子育ての悩み

教育や子育てが目指すものって何だろう?

究極のところ、大人の存在を必要としなくなることだと思うのね。

教育や子育ての目指すところって。

 

一言で言えば自立

 

親や先生に頼らなくても生きていけるぜ!

お前たちの力なんて必要ないぜ!

そう言わせたら卒業だよねって思う。

子育ても、義務教育も。

 

15歳っていたら、時代が違えば元服でしょ?

大人って認められてたわけでしょ?

 

時代が違うとはいえ、目指すところは同じだと思うんだよね。

義務教育が終わるころには、自分の足で立っていけるようになっていてもらいたいよね。

 

 

いつまで加護のもとで生きるんだい?

この前ね、大学生のため会社説明会の記事を読んだの。

親子で参加する会社説明会があるんだって。

大学生が親と就職活動するの。

すごいよね。

 

成人してるんでしょ?

親と一緒に就職先決めるの?

 

なるほどな。

今って、そういう時代なのか。

 

 

 

婚活にも、親が参戦するみたいだし。

うん!

なんだかなってホントに思う。

 

いつまでも子供でいてもらいたいよ。

かわいいもんね。

でもさ、いつまでも子供じゃ困るよ。

 

ねえ、そうは思わない?

 

巣立ってくれなきゃ困ります。

学校ってね、小から中、中から高、そして大学へ。

どんどん先生が手をかけることが減っていく

それがいい。

それでいい。

 

 

子育ても一緒

だんだんと手をかけることを減らしていくの。

手を出し口を出し、ってのを減らしていくの。

それがいい。

それでいい。

 

子供たちには発達段階というのがあります。

発達段階ってのはね、この年齢であれば、このくらいのことはできてほしいよねっていうようなものです。

 

社会に出るときには、就職先も結婚相手も自分で決められるぐらいの人になってほしいよね。

 

少しずつ手放していかなきゃなって思います。

親はなくとも子は育つと言いますし。

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

だんだん離れていかないと、離れられなくなりますぜ。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。