知ってる? この人生は、たった1回なのね。

公務員を辞めたい

執着しないって、すごく大事だと思う。

すべては、今の自分にぴったりのものがやってくる。

 

 

だからね、しっくりこないとき、場に違和感を感じるとき。

それはもう卒業のときなんだよね。

 

 

僕は学校の先生を卒業しようと決めていた。

 

 

海外で暮らすこと3年。

日本に帰るときに決めていたんです。

 

中1の担任になったら、あと3年。

中2の担任になったら、あと2年。

中3の担任になったら、あと1年。

 

 

最後にもう一度、子どもたちを送り出したら卒業しよう。

子どもたちと一緒に僕も卒業しよう。

そう決めていた。

 

 

ところが、子どもたちって素晴らしくて。

やっぱり学校の先生って天職で。

ズルズルといつまでも、ここにいたいって気持ちにさせてくる。

 

 

子どもとたちと過ごしている時間は、僕にとってかけがえのない時間。

 

いつまでもいつまでもここにいたい。

教室は、そういう場所でした。

 

卒業式の日。

とめどなく流れる涙。

やはり天職だな、と思いました。

 

 

神様からのメッセージ

ところがおもしろいもので、辛い出来事が次から次へと起こります。

心のお勉強もしている僕ですが、耐え難い出来事の連続でした。

詳しくは書きません。

ただ、本当に辛くて辛くて。

 

やがて、僕は職員室からいなくなりました。

一人、進路指導室で過ごすことが増えました。

教室へ行くか、一人で過ごすか。

そんな毎日でした。

 

 

そんなことが起こるたび、自分に問いかけた質問があります。

 

 

「これは何のお知らせだろう?」

 

「神様は僕に何を伝えたいのだろう?」

 

 

僕は辛い出来事が起こるたび、「君のいる場所はもうここじゃない」というメッセージとして受け取りました。

 

 

卒業するための魔法の質問

今、とても苦しいあなたへ。

たぶん、いくら苦しんでも、何も変わりません。

 

 

苦しければ行動することです。

 

でもね。

その行動は、「がんばる」ってことじゃないんだよ。

 

 

「助けを求める」でもいい。

「相談する」でもいい。

「癒す」でもいい。

「逃げる」でもいい。

 

なんだっていいんです。

 

でも、今のまま苦しんでいたら、苦しいままです。

この地球は、行動の星なんです。

動けば変わるんです。

がんばらなくていい。

 

 

自分に問いかけ続けるんだよ。

「しつもん」がとっても大事なの。

 

 

「自分が本当にやりたいことは何だろう?」

 

「最高の自分なら、今何ができるだろう?」

 

「すべてがうまくいくとしたら、どんな未来になるだろう?」

 

 

問いを立てれば答えは見つかります。

「我慢」は行動ではないのです。

 

忍耐なんて糞食らえ。

たった一度の人生。

1分たりとも無駄になんてできません。

 

この人生はね、やりたいことをやる遊び場なのさ。

 

ハッピーに生きるためのステップ

この人生は、やりたいことをやるための遊び場。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。