子どもが話を聞いてくれません…なう♪

子どもとの関わり方 

共鳴してる?

自分の魂を震わせて、相手の魂も震わせる。

そんな伝え方は、ちゃんと子どもたちに伝わります。

だからね、本音で語るってすごく大事なの。

 

本音で魂を震わせる

 

そういうことが大事なのさ。

ところが、これがなかなか難しくてね。

 

 

ついつい先生らしいことを言おうとしてしまう。

ついついそれらしいことを言おうとしてしまう。

 

そうそう、エゴが顔を出すのだ。

そんな言葉は、子どもたちに響かないんだよね。

 

不思議なものです。

 

 

先生が、子どもたちに話をするときのセオリー。

それは、身体ごとこちらに向けさせること。

おしゃべるをやめさせること。

 

…だと思うじゃない?

 

でもね、でもね。

僕はわざと、そんなことを無視して話をしてみたの。

どうなったと思う?

 

不思議なものだよ。

こちらが魂を震わせて話すじゃない?

本音で語るじゃない?

 

すると、どうなるか。

一人二人とおしゃべりを止めて、だんだん身体がこちらに向き出すの。

気がつくと、みんなじっくり耳を傾けている。

 

そんなことが何度もありました。

 

 

つながってるから共鳴するのだ!

共鳴するためには、大切なことがあります。

それは、ちゃんと子どもたちとつながること。

 

つながっているから共鳴するの。

こちらが魂を響かせれば、子どもの魂にも響くのだよ。

 

これ、本当におもしろいんだ。

 

ちなみに、僕が紙に書かれた連絡事項を読み上げるじゃない?

だれも聞いていない状態で読み上げるのね。

すると、どうなるか。

 

最後まで、だ〜れも聞いてないんだよね。

同じ言葉なのに、不思議だよ。

本当に不思議。

だから、これね、僕のキャラクターとは無関係だと思います。

 

 

逆にだよ。

こんな先生はいませんか?

 

「こちらに身体を向けなさい!」

「おしゃべりを止めて話を聞きなさい!」

 

なんてね、いつもいつも叱ってる。

でも、だれも聞いちゃくれない。

 

それはね、子どもとつながっていないからなんだな。

周波数を合わせないと響かないわけさ。

 

共鳴するってのはね、こちらだけ響かせてもダメなわけ。

互いの波動が合って、初めて共鳴するんだもん。

 

子どもとつながる問いかけの魔法

共鳴すると、自然につながっていくのです。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。