異なる意見と戦わないこと

子どもと戦わないこと

人はだれもが自分の行動を選んでいます。

 

「いやいや違うぞ。

 俺は仕事に行きたくないんだ。

 でも、行かなければならないんだ!」

 

そんな方もいるでしょう?

 

でもね、同じように悩んでて、

「よしっ、

 今日は仕事休んじゃえ!」

って人もいます。

 

「ええいっ!

 もうやめちゃえ!」

って人もいます。

 

 

今日、仕事に行くのも行かないのも、結果最後に選択しているのは自分です。

 

それを良いとか悪いとか言いたいわけではありません。

全部自分で選んでいる、ということを知っていただきたいのです。

 

 

それはだれでも同じです。

子どもも大人も同じです。

 

だれもが自分の行動を「正しい」と信じて行動選択しています。

 

仕事に行く人は、行くことが正しいと思っている。

仕事に行かない人は、行かないことが正しいと思っている。

 

そのことを信じられるかどうか。

つまりはそういうことなのです。

 

相手が選んだ選択を批判することに意味はありません。

「あなたの考えは間違ってる!」だなんて伝える必要ないのです。

 

 

自分の正しさを押しつけると、互いに苦しくなりますよ。

自分自身を苦しめているのですね。

 

 

なんでこの人はこうなんだろう?

なんでこの子はこれをやらないんだろう?

 

 

でもね、その行動をこの人も、この子も選んでいるんです。

そのことを信じられた、あなたはもっと楽になります。

 

 

だから、変えようとしない。

相手を変えようとしない。

だって、相手は自分で自分の行動を選んでいるのですから。

 

 

さあ、ファイテングポーズを解いてください。

戦わないことです。

 

 

心地よく生きる方法は戦わないこと

自分の内側にフォーカスする。

自分がどうしたいのかを問いかける。

 

 

そういう在り方でいることが、子どもとつながる究極の方法であったりするわけです。

ねえ?子どもと戦ってない?

 

子どもとつながる問いかけの魔法

戦えば戦うほど、つながりは途切れる。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。