ほめてもいいの? いけないの?

叱らない子育て ほめない子育て

オトナにもっと見られたいの♪

子どもたちを集めて「魔法の質問」の講座を行いました。

 

名づけて、

『ハッピーな先生の夢を叶える教室』

 

 

昨日のテーマは

「人にほめられたことを思い出す」

 でした。

 

 

 

親や先生から、

 どんなことをほめられたましたか?」

 

 

みんなで「しつもん」に答え、浮かんできた答えをシェアし合いました。

 

「テストの点数がよかったとき!」

「◯◯ができたとき」

 

 

結局、あれだね。

結果をほめられているんだな。

オトナって、結果をほめる。

 

 

 

一方、「どんなことをほめられたい?」という「しつもん」の答えがおもしろかったな。

 

「オトナって、がんばってるところ、見てないもん」

「ほめてくれるんだけど、(ほめてほしいのは)そこじゃないのになって思う」

 

 

そう!

がんばってるところを見てもらいたいの。

結果ではなく、過程なんだな。

もっと過程を見てもらいたいんだ。

 

 

ほめられると「ヤル気」が出るんだって。

ほめられると、どうなるの?って尋ねたのね。

 

「もっとがんばろう!ってヤル気になるよ」

 

そんな答えが返ってきたの。

なるほどなぁ、って思う。

 

 

あのね。

「ほめていい」とか、「ほめてはいけない」だとか。

あ〜だ、こ〜だ、言うけどさ。

そんなの、ほめたきゃほめれば良くねーか?って思う。

 

 

子育てを難しくしてるのは、オトナの方だよな。

 

 

正解を求めるから、いろんな育児書を読むでしょ。

勉強会とか参加しちゃうでしょ。

 

でもさ、でもさ。

それ、子育てを余計に苦しくしてないかい?

 

叱っちゃダメと言われるから叱らない子育てを始めてみる。

ほめちゃダメと言われるからほめない子育てを始めてみる。

 

 

それ、なんか疲れない?

 

 

子どもは「ほめられたいんだ」って。

オトナだってほめられたらうれしいもん。

人間なんて、そんなもんでしょ?

 

 

いいじゃん!

ほめていいんだよ。

 

 

ただね、結果ばかりをほめてしまうところがあるからね。

過程をほめてあげようよ。

がんばりをねぎらってあげよう。

 

本能でやればいいんだよ。

正解なんてないんだもん。

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

がんばってる姿を、どんどんほめてあげればよくない?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。