ハッピーな授業をつくる2つのコツ

授業 ヒント

一部の子どもたちだけで盛り上がってる授業から抜け出したい

教室に、挙手が大好きな子どもっていませんか?

 

とにかく手を挙げる。

発問したら、すぐ答える!

でも、全然ノート書いてない!みたいな子。

 

気がつくと挙手するのは同じような顔ぶれ。

40人学級なのに、5人ぐらいと授業をしているような気分。

クラスの活発な子たちと進行していく授業。

 

僕は、そんな「一部の子どもたちと展開されていく授業」に違和感を感じていました。

 

 

一方で、キラリと光る意見が言えるのに、手を挙げないあの子がいます。

ノートを見たら、とっても素敵なのに、授業中は完全に消えている。

 

僕は、そんな子を輝かせたいと思いました。

そんな想いが、ハッピーな授業づくりの原点です。

 

「ハッピーな授業」をつくるコツ

普通の授業では消えてしまう子を輝かせるために僕は2つのことを行いました。

 

それは

「挙手」を用いず、黒板を有効に活用すること

挙手を手放して、黒板を解放する

 

考えを「シェア」し合うこと

アウトプットする場面を増やす

 

授業の中にいかにして『仕組み』をつくっていくか。

『すべての子どもたち』を巻き込む授業ができると、教室ってどんどんハッピーになっていきます。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

『すべての子どもたち』が輝く方法を考える。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。