叱らない仕組みをつくるとハッピーは加速する

叱らない仕組みをつくる

「TO DO」を手放して、時間管理


「TO DOリスト」から

手放せるものを

どんどん洗い出してみましょう。

先生が手放せるものは、

手放せるだけ手放します。

 

これは、「仕事をサボろう」

という意味ではありません。

 

手放せる仕事を、

手放すための「仕組み」

をつくっていくのです。

 

そして、

生まれて時間をさらに生かしていきます。

 

時間を「マネージメント」することで、

教育活動にレバレッジをかけていきます。

 

 

 

 

叱らなくてもいい「仕組み」 

今日も昨日も「叱った」けれど、

変わらない。

 

そんなこと、ありませんか。

 

提出物
忘れ物
宿題
当番をサボる

 

叱ってばかりいることを、

叱らなくてもいいようにする。

 

ここに「仕組み」化する

ポイントがあります。

 

 

 

スピード違反を取り締まらなくてもいい「仕組み」


道路から見えないところに

パトカーが停まっています。

 

スピード違反の車を

発見した瞬間、
「うぉ〜〜ん♪」

こうやって見張っているパトカー、

いますよね。

 

「見つけては指導する」

 

こういう仕事の仕方が、

先生を忙しくさせます。

 

スピード違反の取り締まりは、

スピードを落とさせて、

安全に運転させるのが目的です。

 

スピードを落とさせる『仕組み』

っていろいろあります。

 

道路に凸凹をつくる。

 

ある程度のスピードが出ていると、

『危険運転』と電光掲示板が光る。


道路が狭くなっていて、

スピードを落とさせるところ。


実際は狭くないけれど、

道路に引かれた線だけ狭いところ。


赤色灯がパカパカしていて、

近づいたら「パトカーじゃなかった!」

というところ。

 

すべて『仕組み』です。

 

毎日、叱っていることこそ、

『仕組み化』するチャンスです。

 

叱っている時間があるなら、

その時間を投資して、

「仕組み」をつくってみませんか?


叱るエネルギーがあるならば、

いくらでも『仕組み化』できるはずです。

 

たとえば、『忘れ物』。

たとえば、『提出物』。
花の水やり、係活動、ノートに掃除。

 

『叱っていること』を

叱らなくてもよい『仕組み』にしてみる。

 

どんなことができるでしょうか?

 

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 

叱らなくてもよい『仕組み』をつくる

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。