子供の自殺が多い9月1日。僕が届けられること


学校は「行く」も「行かない」も選べるんだ

この世界は確かに温かく、そして優しい。

ただ、それに気がつけないのは、あなたが暮らす世界があまりにも狭く窮屈だからなんだ。

 

 

学校は行きたければ行けばいいし、

行きたくなければ行かなくてもいい場所。

 

 

そのぐらいゆるく考えて大丈夫だよ。

学校に行かない子って、12万人もいるんだって。

安心して、それだけいるんだもん。

つまり、なんとかなるってことなんだから。

 

 

元「学校の先生」が言うんだから間違いない。

学校行って死んだ子はいるけど、

学校行かなくて死んだ子はいないよ。

 

 

行きたくないなら

行かなくたっていい。

 

 

それを「行きたい学校」に変えるのは、

先生の仕事なわけで。

 

「学校に来い、学校に来い」って言う先生にはさ、

「来い」ではなくて、行きたくなる教室を作れと言いたいよね。

 

 

これまでの時代はね、

そうそう、

お父さんお母さん、

おじいちゃんおばあちゃんの時代はね。

 

 

経済が右肩上がりの時代だった。

人口が右肩あがりの時代だった。

 

 

だから、いい学校に行き、いい会社に入るって、成功モデルだった。

そして、「学校に行かなければならない」は正しい価値観だった。

 

 

でもね、今はもう、そういう時代は終わってしまったんだ。

人口は減少している。

職業や会社の寿命がどんどん短くなっている。

せっかく入社しても、おそらくその会社もその仕事も、あなたが年老いてしまうより先に寿命を迎えるわけだ。

時代は、明らかに次のターンに入っている。

 

だからね。

学校は行きたければ行けばいいし、

行きたくなければ行かなくてもいい場所。

 

 

そのぐらいゆるく考えていいんだよ。

 

 

この人生を、生き切ろうぜ!

だからこそ、時代は今、最高におもしろい。

SNSにより、僕らはいくらでもつながれるようになった。

クラウドファンディングによって資金を集めることもできる。

なんだってネットでできてしまう。

 

 

「時間」にも、「場所」にも、「お金」にも縛られず、僕らは生きていくことが可能になった。

 

 

命を削る必要なんてない。

どうせ僕らはいつか死ぬんだ。

人の致死率は100%。

生まれたら、必ず死ぬんだから。

 

 

生まれたからには、しっかり生き切りたい。

この世界をもっと楽しみたい。

 

 

「やりたいこと」を全部やってから死にたい。

「生きたい場所」に全部行ってから死にたい。

「会いたい人」に全員会ってから死にたい。

 

 

いつか僕がこの生を終えるとき、

「自分の人生を生き切った!

 我が人生に悔いなし!」

って叫んで旅立ちたい。

 

 

「使命」って、「命を使う」って書くでしょ?

僕らはちゃんと「使命」をもって生まれてきている。

あなたも、僕も、ちゃんと「使命」をもって生まれてきてるんだよ。

 

 

その命を使って、人生を楽しむんだ。

 

 

ぶっ飛んだ大人たち

世界には、おもしろおかしく生きてる大人がたくさんいる。

 

 

世界を旅する質問家のミヒロさんって人がいてね。

毎日、世界中を旅している。

質問家だよ、質問家。

質問する人。

おもしろいでしょ?

でも、すげー人なんだ。

 

 

タイチさんはね、ニウエって世界で2番目に人口の少ない国に住んでるんだけど。

1年間に地球を何周もする人なの。

地球を回遊してるんだよ。

捕まえるのが大変な人。

北極に寿司屋とか作っちゃう人なんだ。

おもしろいでしょ?

 

 

歩さんはね、自分のお店作って、出版社を作って、でも、それを全部友達にあげちゃって、奥さんと世界1周の新婚旅行に出かけて。

「オレ、プー太郎になるのが好きなんだよね」って。

生き方がぶっ飛んでて、「こんなのあり?」って感じなんだけど。

本が200万部も売れてるベストセラー作家さんだから、ぜひ読んでほしいな。

むちゃくちゃ、かっこいい人なの。

おもしろいでしょ?

 

 

光静先生はね、尼僧なの。

尼僧ってわかるかな?

お坊さんね。

でも、むちゃくちゃロックなの。

世界一おもしろく、そしてわかりやすくお釈迦様の教えを伝える人なんだ。

「お坊さんなのに」って言ったら失礼だけど、日本全国にファンがいるお坊さんってすごくない?

おもしろいでしょ?

 

 

ここ数年、出会う人、出会う人、本当におもしろい人ばかりなの。

 

 

 

僕は16年間、学校の先生だった。

その世界にいて出会えるのは「先生」ばかり。

 

 

おもしろい人はいたけれど、ぶっ飛んだ人は少ない。

そりゃそうだよね。

 

 

でも、少しだけ自分の枠を取っ払って、世界へ飛び出してみたんだ。

そしたらさ、この世界には、ぶっ飛んだ大人たちがいっぱいいたんだよね。

 

 

常識外れで何が悪い!

ぶっ飛んだ大人たち。

 

「こうでなければならない」

「こうあるべき」

そういう世の中が生み出した常識に縛られずに生きている人。

 

 

自分の中から溢れる

「こうしたい」

「こうありたい」

素直に自分のパッションに従って生きている人。

 

 

この世界は確かに温かく、そして優しい。

時代は、確実におもしろいターンに入っている。

そういう「生き方」がありの世界なのだ。

 

 

ただ、それに気がつけない人たちは「こうでなければならない」「こうあるべき」に縛られているんだな。

あなたが今苦しいのだとしたら、頭では「こうでなければならない」「こうあるべき」と考えていても、心の奥底では「そう生きたいんじゃない!」って気づき始めているからなんだ。

 

 

苦しいってのは、とってもいい兆候。

気がつけてラッキー。

 

 

いいかい?

生まれる命もあれば、生まれない命もある。

生まれたことには意味があって、あなたはその命を使うことができる。

それが使命だよ。

 

 

使命と現実にギャップがあるから苦しいんだよ。

それに気がつけた君は、超ラッキーなんだ。

 

 

映画上映プロジェクト→終了しました

今度、映画の上映会をやるんだ。

普通のお父さんとお母さんが協力しあってね。

映画『うまれる』『うまれる ずっと、いっしょ。』上映会

映画は『うまれる』『ずっと、いっしょ。』って映画なのね。

これ、僕の心を捉えて離さない映画なの。

子どもたちは無料で招待してるから遊びにおいでよ。


↑『うまれる』予告動画

 


↑『ずっと、いっしょ。』予告動画

 

企画を立ち上げ、SNSで仲間を募った。

アプリを使って連絡を取り合った。

クラウドファンディングには100人以上の方が協力してくれた。

ZOOMってのを使って、それぞれが家にいながら会議をした。

 

デザイナーのお母さんがチラシをデザインした。

ネットで入稿してくれて、それぞれのところにチラシが送られてきた。

 

映画上映会を企画したことのあるお母さんが教育委員会の後援を取った。

そのノウハウをネットでシェアし合った。

 

筆文字の得意なお母さんが、来てくれる人に渡すプレゼントを作ってくれた。

機材も映画もネットで申し込み、自宅に届く。

上映会場もネットで予約できた。

 

 

お互いの「好きで得意で無理なくできること」を発揮して、おもしろいプロジェクトになったんだ。

 

 

もはや「時間」も、「場所」も、「人」も、「できない理由」にはならない。

そんなの「やらない言い訳」でしかないんだ。

 

 

どんな生き方もアリなのだ。

人生はね、やるかやらないか。

生きてることそのものが遊びなんだよ。

この命を使って、世界で遊ぶんだ。

 

 

僕はこの春、学校の先生を辞めた。

「やりたいこと」をやりたかったから。

 

 

生まれたら、必ず死ぬから。

この命を生き切るために、僕は「公務員」という安定を手放した。

「学校の先生」という肩書きを手放した。

 

 

常識では、それは間違った選択かもしれない。

もったいないって、山ほど言われた。

感謝だね。

 

でも、ごめん。

「やりたいこと」いっぱいあるのに我慢して、命そのものとも言える「時間」を失っていくことの方が、僕にはもったいないんだよ。

 

 

常識なんて、どーだっていい。

大切なのは僕がどうしたいか

それ以上に大切なものなんてないんだよね。

 

 

時間って有限なの。

命って有限なの。

今日こうしている間も、僕らの命は少しずつ減ってきている。

だから、「いつかは…」なんて考えてる暇はなくてね。

 

 

やりたいことは、どんどんやってかなきゃいけないんだ。

もうこの世界には、可能性しかなくて。

可能性しか残されてなくて。

今という時代はむちゃくちゃおもしろくて。

やりたいことを形にする方法が無限に広がっていて。

 

 

だから、「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」なわけで。

あなたが大人になる未来は、それがさらに進むんだ。

ワクワクしてこない?

 

 

大人になるって最高に楽しいぜ

大人になるって最高に楽しくて自由だ。

あなたがもし、「大人になること」に魅力を感じていないなら、それはたぶんそういうぶっ飛んだ大人に出会っていないからなんだ。

 

 

亜泉ちゃんって人がいてね。

心書家って仕事をしててね、筆ペンで文字を書くの。

この人もぶっ飛んでてね。

 

 

僕の教室で授業をしてもらったんだ。

そしたら、教室の子どもたちに革命が起きちゃった。

一発でトリコ。

 

 

ぶっ飛んだ大人に出会うと、人はその常識を覆される。

その瞬間、見える世界は変わる。

人は会うべくして出会い、縁によって生かされている。

 

 

子どもたち。

この世界は確かに温かく、そして優しい。

大人になるって最高に楽しい。

 

 

生まれる命と生まれない命がある。

君はもう生まれてきただけで最高

生きてるだけで百点満点

 

 

あとは「やりたいこと」を形にするだけ。

 

 

会いたい人に会い、行きたい場所に行き、やりたい仕事をする。

生きてこそ、生きてこそ、楽しめるんだ。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

あなたが本当にやりたいことは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。