子どもを伸ばすのはフォーカスの違い

どこにフォーカスするか

『CREATE  A LIFE』というイベントを東京で開催した。

そのときに、スピーカーの寒川井誠さんこと「まこっち」が言った一言が心に刺さった。

なので、まこっちの言葉をさも、自分の言葉のようにパクらせてもらおうと思う。

 

 

いいですか?

みなさん。

 

 

好きじゃないものを得意にするほど人生は長くないんです!

 

 

マジで。

俺はそう思う。(まこっちの言葉だけど)

 

 

僕らは自分の弱点にフォーカスしがち。

ついつい人と比べてしまうから。

 

 

他人より劣る部分、足りない部分にフォーカスしちゃうんです。

で、(もっとがんばらなきゃ〜、がんばらなきゃ〜)って思っちゃうわけ。

 

 

でもね、

好きじゃないものを得意にするほど人生は長くないんです!

 

 

いや〜、いい言葉だな。

俺、いいこと言うなぁ。

 

 

うまくいってることは何だろう?

好きで得意なことは何だろう?

 

 

うまくいかないことはすぐに見つかるけれど、

うまくいってることは探さないと見つからない。

 

 

子どもも同じだよ。

 

 

「あれがダメ」

「これがダメ」

って言い続けたら、

子どもは伸びないよ。

 

 

 

子どもを伸ばしたかったらさ、

まずうまくいってるところに目を向けるんだ。

 

 

そして、それをどんどん伸ばす。

それに付随して、他の力も引き上げられて行くんだよね。

 

 

んでだよ。

引き上げられない能力もあるんだな。

 

 

それが不得意なことね。

そこは受け入れちゃう方がいいよね。

抗わない!(笑)

 

 

仕方なくね?

 

そんぐらいでちょうどいいの。

 

 

すげ〜勉強が苦手な子がいるじゃない?

無理やり学習塾に入れちゃうの。

 

もっと勉強が嫌いになっちゃう。

まあ…点数も正直それなりなわけで。

 

 

教室でも同じなんだよね。

その子のうまくいってることを見つけて、

それを応援してあげるんだな。

 

 

「お前のそこ、最高だな!」って。

そういう在り方が一番子どもを伸ばすんだよね。

 

 

 

しかもだ!

 

しかもだよ!

 

 

大人も楽なんだ。(笑)

できない部分にフォーカスすると、疲れるんだよね。

 

 

そんなわけで、

子どもたちのうまくいってることを伸ばすのがいいよ。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

どこにフォーカスするかで、子どもって変わるんです。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。