心に響くことに集中する。


あなたには勝ちパターンがあるだろうか。

仕事にはサクサク進むときと、遅々として進まないときがある。

この違いは何か。

 

 

これは僕の場合なんだけど。

 

 

僕の企画は、人任せにするとなかなか進まない。

結局、自分が先頭に立って動かないと進んで行かないのだ。

 

 

 

これが勝ちパターンだと気づいた。

任せるところは任せるのだけれど、イニシアチブは僕が取る。

これが、仕事がサクサク進むパターンなのだ。

 

 

ここまで、いくつかのボツになった企画がある。

ことごとく人に頼まれた企画で、やる気になったのに、ハシゴを外されてキャンセルになっている。

 

 

そう。

頼まれて仕方なくやってる仕事は、絶対にうまく行かない。

 

 

これが負けパターン。

 

 

 

それに気づいてからは、「やりたいか、やりたくないか」を必ず自分に問いかけるようにしている。

ちなみに、「儲かるか、儲からないか」という視点でビジネスを考えたときも負けパターン。

 

 

僕の場合、「心からやりたい!」と思ったことだけしかうまく行かないことがわかっている。

 

 

思うに、教員時代だってそうだった。

心から「それおもしろそうじゃん!」って思えた仕事はサクサク進むのに、主任さんに「手伝ってあげてもらえる?」なんて言われて渋々やった仕事は、イマイチな結果ばかりだった。

 

 

そこから導き出した答えはこうだ!

 

 

心が「やりたい!」と叫んでいる仕事に集中すること。

ハッキリ言うと、「職業=オレ」ってのは、超ブラック企業だ。

目が覚めてから、寝るまで勤務時間だ。

ず〜〜〜〜っと仕事をしている。

 

 

 

だが、苦しくなんてない。

やりたいことをやっているだけだから。

 

 

 

言ってみれば、「遊び」と「仕事」の間に境界線がないのだ。

こうやって働けば、当然仕事の効率はいい。

 

 

勝ちパターンをもつこと。

ここ最近、「不安」について書いてきた。

 

 

 

思うに「不安」を、手放すことは難しい。

ただ思う。

人生は常に活路を見い出していくものだ。

 

 

そして、その活路は「勝ちパターン」に乗ることで見い出して行くことが可能だ。

 

 

今日という日もまた、僕らは「死」に一歩ずつ近づいている。

時間は有限である。

その限られた命で何を為すのか。

 

 

それが生きることの醍醐味だと思っている。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。