講師にとって主催者は神だ!


集客について思うこと

何か講座をやるにしろ、

何かイベントをやるにしろ、

一番大変なのは集客です。

 

 

人を集めるということが、

もっともエネルギーを要します。

 

 

それは規模の大小を問いません。

ですから、主催者になることほど、

勇気の必要なことはないのです。

 

 

僕自身がイベントの主催者になることもありますので、

その大変さは、

身にしみて感じています。

 

 

僕の『子どもとつながる問いかけの魔法』講座は

主催者さんに呼んでいただいて、

講座を開催しています。

 

 

主催者さんは「神」だと思っています。

だから、僕は少しでも貢献したくて、

一生懸命集客します。

 

 

正直言えば、

僕はいただけるギャラが決まっているわけですから、

僕自身が集客しようがしまいが、

あまり関係ありません。

 

 

それでも、僕は必死に集客します。

それは、主催者さんへの誠意です。

「貢献したい」という思いの表れです。

 

 

「主催したんだから、お前(主催者)が人を集めろよ」

ってのは、僕は「違う」と思っていて。

 

 

呼んでいただいたからには、

微力ながら貢献したい!

そんな思いで、僕はメルマガにてせっせと告知しています。

 

 

価値は発信するからこそ伝わる

毎日毎日。

まもなく900日。

ブログとメルマガで、「教育」と「子育て」のことを発信してきました。

 

 

何者でもない僕が、

こうして講座を開催できるのは、

コツコツと配信してきたからであり、

それを呼んで応援してくださる読者の方がいらっしゃるからです。

 

 

それはもう、

感謝しかありません。

 

 

孔子の考えが世に広まったのは、

孔子の考えがもちろん素晴らしいのはあるのだけれど、

それだけでは広がりません。

 

『論語』という書籍が拡散して、

初めて価値が伝わるのです。

 

 

キリストの考えが世に広まったのは、

キリストの考えがもちろん素晴らしいのはあるのだけれど、

それだけでは広がりません。

 

『聖書』という書籍が拡散して、

初めて価値が伝わるのです。

 

 

発信するからこそ、

人に価値は伝わります。

 

 

価値を伝えなければ、

人は集まってくれません。

 

 

ブログであれ、

メルマガであれ、

SNSであれ、

YOUTUBEであれ、

ポッドキャストであれ。

 

 

情報を発信しなければ、

誰にもわかってもらえないのです。

 

 

人は人に集まる

人は人に集まります。

コンテンツが魅力的なだけでは、人は集まりません。

 

 

これだけコンテンツにあふれた時代です。

わざわざ会場まで足を運ぶのは、講師自身に魅力があるからです。

 

 

「この人に会いたい」

 

これが大事なポイントです。

僕の講座にも時折、「何をやるかわからないけれど、会いたくて来ました」という方が見えます。

本当にありがたいなって思います。

 

 

ブログやメルマガで書いていることと変わらないことを話しているのに、「直接お話が聞きたくて来ました」という方もいます。

心から感謝しかありません。

 

 

人は論理で理解し、感情で行動します。

「会いたい」と思っていただける自分でありたいと思います。

 

 

そして、それは表現しなければ、誰にも伝わりません。

ですから、僕はSNSでの発信を続けています。

ある意味では、私生活をさらけ出して、自分という人間を表現しています。

 

 

何者でもない僕という人間を知っていただくには、表現するしかないのです。

 

 

人が集まらないのは主催者の努力不足ではない!

リリースしたけれど、人が集まらない。

そんな講座は山ほどあります。

 

 

僕が主催者のときには、申し訳ないなという気持ちで、必死に集客をがんばります。

逆に、自分が講師のときも、やっぱり僕に魅力がないんだな…と思い、必死に集客をがんばります。

 

 

主催者にしろ、講師にしろ、必死に集客をがんばるんです。

価値を届けるために発信するんです。

「嫌われるかな?」なんて恐れながらも、勇気を出して声をかけるんです。

 

 

そういう泥臭い圧倒的な努力があって、講座やイベントは開催できています。

イベントを企画するにしろ、イベントを企画してもらうにしろ、僕はそこに責任をもちたいと思っています。

 

 

最後に

僕は、いつも感謝とともにあります。

僕は講座を「やってあげている」わけではありません。

「やらせていただいている」のです。

 

 

主催者がいて、参加者がいて、だから講座は成立するんです。

へりくだるつもりはないのだけれど、でもやはり、そこには感謝以外の何もないのです。

 

 

主催することの苦しさは、主催したことのある僕には痛いほどわかります。

だからこそ、勇気を出して主催してくださる方には、感謝しかありません。

 

 

これからもそんなエネルギーで、お仕事がしていけたらいいなって思っています。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。