夫婦でおしゃべりしてますか〜?

対話の時間にはどんなものがありますか?

僕は男性性の塊です。

妻は女性性の塊です。

 

 

夫婦で陰陽のバランスを取っているわけで。

まあ、パートナーシップはうまく行ってる方だと思います。

 

 

とはいえ、結婚して十数年。

常にうまく行っていたわけではありません。

 

 

心がすれ違うこともありました。

こうして、血の繋がりのない、赤の他人同士。

しかも、異性です。

育ってきた環境も、DNAも違います。

 

 

そりゃね、うまくいかないことだってありますよ。

あって、当たり前です。

 

 

紆余曲折。

人生はまさにワインディングロード。

雨の日も、晴れの日も、嵐の夜も乗り越えて。

今日という日があるのですね。

 

 

対話に対話を重ねて、わかりあうことを繰り返してきました。

 

 

でもね、大切なことがあります。

こうして、日夜ずっと一緒にいるでしょ?

それでもね、意識して「対話の時間」を作らないと、なかなか夫婦での対話ってできないんですね。

 

 

まして、どちらかが働きに出ているご家庭であれば、なおのこと。

意識して対話する時間を作る必要があるわけです。

 

 

ところが、この「対話の時間」を創造するのって、なかなか難しくて。

ウチの夫婦の場合は、車の中は対話の時間です。

でも、子どもがいると、なかなか夫婦水入らずになれませんね。

 

 

あとは、新幹線や飛行機の中。

子供が寝静まったあとなら、対話の時間も作れますが、案外どちらかが子どもと一緒に寝てしまうことも多い。

 

 

「子はかすがい」なんて申しまして、夫婦の間の緩衝材になってくれることも多いわけです。

「かすがい」とは、コの字型をした金具で、木材と木材を留めるもの。

 

 

でも、本来は「かすがい」などなくとも、夫婦はガッチリ「木組み」で固定されているのが望ましい。

時折やってくる夫婦の地震を、しなやかに耐え凌ぐ。

そんなパートナーシップが望ましいですよね。

 

 

だからこそ、対話の時間をゆっくり取ることが大切です。

たまには子どもを預けて、旅行に行ってみる。

ランチに行くだけだって素敵です。

 

 

結婚をし、子どもが生まれ、やがて対話は少なくなる。

互いに「相手はわかってくれている」という誤解の元で月日を重ねて行く。

 

 

でも、思い出してほしい。

2人がまだ夫婦になる前。

2人はもっともっと対話を重ねてきた。

 

 

互いにわかりあい、互いに惹かれあい。

こうして、2人は家族になった。

 

 

パートナーシップの課題を乗り越えるのもまた、2人でしかないわけ。

どちらかではなく、2人の課題なの。

 

 

だから、必要なのは対話だよ。

そんな時間を創造してみよう。

 

 

ハッピーなパートナーシップを育むためのしつもん

「対話の時間」には、どんなものがありますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。