なんで子どもを信じられるの?

信じられるとどんな気持ちになりますか?

 

「なぜ、そんなにも子どもが信じられるのですか?」

 

そんな質問をされたことがある。

 

「信じた結果、子供が非行に走ったら、どう責任を取るのですか?」

 

そう質問されたこともある。

 

 

僕の答えはひとつしかない。

 

「信じられている子は非行に走らない。

信じられている子は自ら命を絶ったりしない」

 

 

これが結論である。

思春期という子どもと山ほど出会ってきた。

 

 

信じられている子は伸びる。

信じられている子はまっすぐ育つ。

 

 

それが僕は知っているから、信じ抜くことができる。

 

 

 

視点を変えて話をしよう。

 

 

初めてのときって、

ドキドキする。

 

 

クラウドファンディングに挑戦したとき。

講演会を主催したとき。

完全招待制イベントを開催したとき。

 

 

どれもこれもそうなんだけど。

 

 

とにかく、

初めてのときってドキドキする。

 

 

未体験のときって、

ホントにホントに

大きな壁に見えるんだけど。

 

 

案外やってみると、

超巨大な壁に見えたことは、

低いハードルだったように感じる。

 

 

おもしろいものだ。

 

 

初めて行く場所は、

行きの道はとても遠く感じるのに、

帰り道はあっという間だったりする。

 

 

まあ、そんな感じだね。

「知っている」と「考える」をショートカットできる。

 

 

ちなみにこれ、経験から得たことだから、ショートカットしてもいいんだけどね。

昨今は、google先生に頼っちゃって、おかしなショートカットを作っちゃってるね。

 

 

おっと、また脱線!

 

 

 

で、僕はこれまで3000人以上の子どもたちに出会ってきた。

子育てなんて難しいものをレクチャーできるような経験はまだ僕には無い。

だって、マックス中1までだしね。

 

 

ただ、思春期の子どもたちをたくさん見てきた経験でお伝えするならば、子どもなんてほっといたって大人になるってことよ。

信じられてたらまっすぐに育つのよ。

 

 

あったかいご飯。

あったかいお布団。

あったかい家庭。

笑ってる家族。

 

 

それだけあったら十二分なのさ。

 

 

だって、みんなそうだったんだもん。

だから、信じられる。

 

 

その子を信じてるってのとは、ちょっと違うな。

人間ってものを信じてるんだ。

 

 

すべてはうまく行くようにできているんだよ。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100のしつもん

「信じられる」とどんな気持ちになりますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。