先々の仕事を前倒ししても働き方は変わらない

前倒しより時間投資.001

仕事の前倒しでは解決しない

 

長期休業中に、

先々の仕事を終わらせていく。

来学期の学習プリントを作ったり、

行事の企画を進める。

 

もちろん、

学期の始まりは少し余裕があるでしょう。

 

しかし、

そうやって生み出した貯金は

使い果たせば終わりです。

 

それは仕事を前倒ししただけです。

その働き方は、

忙しさの解決にはつながりません。

借金を完済し、

貯金をつくる。

それだけでは、

また借金漬けの生活に逆戻りしていきます。

 

なぜならば、

時間の借金体質が

体に染み付いてしまっているのです。

 

働き方を変えなければなりません。

仕事に対する考え方を変えるのです。

 

時間を投資して、

時間を生み出す仕組みを

つくっていくのです。

 

 

未来への時間投資で、教育にレバレッジをかける

 

教育活動にレバレッジをかけるために、

時間は未来への投資に当てるべきです。

 

究極の学級経営は、

担任の先生がいらないクラスをつくることです。

 

たとえば、

手のかかる子につきっきりに

なったとしても機能していく教室。

 

その「仕組み」を考えるために

時間は使うと、

もっと余裕が生まれるはずです。

 

時間を投資して

新たに生まれた時間で、

手をかけるべき児童生徒に

手厚く手をかけていくのです。

 

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 

 時間を投資して、仕組みをつくる

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。