家で勉強しない子に勉強させる方法

家庭学習をさせたい

どれだけ言っても家で勉強しない子

どれだけ声をかけても家で勉強しない子がいます。

勉強しない!

提出物が出せない!

宿題をやってこない!

そんな子が、どの教室にいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ウチの子もそうなのです。

こんなブログやメルマガを書いているのだから、さぞ子育てがうまくいっているいるのだろうと思いきや、そんなことはありません。

 

全然、宿題をやりません。

いつも妻が怒鳴っています。

 

そういう悩みをもったお母さんって、多いのではないでしょうか。

 

悩んでいるお母さんに、どんなアドバイスを送るか。

我が家でも実践していることがあります。

これをすると、ちゃんと子どもが家で勉強するという方法があります。

 

それは、親も一緒に勉強をすることです。

 

我が家では、机に僕と長男と長女が並んで座り、それぞれが勉強をしています。

テレビを消し、静かな環境で親も子も机に向かう。

 

僕は読書をしたりノートを広げて次の構想を練ったりしています。

パソコンを広げてブログ記事やメルマガを書いているときもあります。

 

とにかく一緒に机に座って、静かにそれぞれの作業をする時間をつくる。

 

たったこれだけです。

 

心から子どもに勉強させたいですか?

子どもたちにとって、勉強は楽しいものではありません。

学業成績の優秀な子ならともかく、勉強が得意でない子にとっては苦行でしかありません。

 

だから、机を並べて一緒に学ぶ。

何も教える必要はありません。

一緒の空間で、学ぶ時間を共有するだけなのです。

 

ところが、こんなお願いをすると、「そんな余裕はありません」と言うお母さんがいます。

自分は勉強しないクセに「勉強しなさい!」と言ってしまう。

雑誌や本を読むのでもいいんです。

家計簿をつけるのでもいいんです。

 

メディアを絶って、心を落ち着けて学ぶ。

そんな時間をつくることは難しいことでしょうか。

 

本気で、子どもに勉強させたいのであれば、せめて「一緒の空間で、学ぶ時間を共有する」ぐらいしていただきたい。

 

おっと…、このブログは先生向けの記事でしたね。

 

家で勉強しないというお母さんが見えたら、こんなお願いをしてみてください。

「お母さん、1時間でいいから時間をつくって、一緒の空間で学ぶ時間を共有してください」

と、お願いしてみてはいかがでしょうか。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 子どもにさせたいことは、まず大人がやってみる

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。