ときおり、「だれかを変えたくて仕方がない人」に出会います。変えられるのは自分だけ。けれど、自分を変えるのではなく、自分以外のだれかを変えようとするんですね。「それ、違うんじゃないですか?」そう尋ねられる。「その考え方は間...
力づくでしか指導できなかったあのころ子どもたちは、ときに辛辣の言葉をぶつけてくるときがあります。とりわけ、若い時分はこちらの不手際も多く、行き届かないところはどうしてもあります。すると、そこを責められたりすること、多々あ...
愛されてるという確信が、自己肯定感を育てる根拠のない自信。自分は愛される価値のある人間だっていく確信。そういうのが根っこにある子は強い子です。七転び八起きできる子。何度倒れても、何度倒れても、そのたびに立ち上がる。そんな...
ジャッジしないで受け止めて大人には、「こうでなければならない」という既成概念に合わせた「正解」が存在します。長く人生を生きてきた分、体にこべりついた体脂肪のように、こってり覆った常識ってやつです。ですから、大人が子どもと...
子どもが心を開いて話をしてくれないとき大人はどちらかと言えば「詰問」を好みます。「我が子に何を聞いても答えてくれません」なんておっしゃるお母さんは案外多い。思春期の子をもつお母さんならなおさら。「学校のこと聞いても 何に...
課題は自分の内側にしかない誰かのせいにして外側に犯人を探すんじゃなくてね、自分の中に課題を見つけて行く。すべての出来事は、自分を成長させるものだから。この子を成長させるものだから。大きな壁に出会ったら、「壁さん、ありがと...