家族のトリセツ 〜1件目のお宅・同性に優しく〜


 

今日のクライアント様は、5人家族のお母様。

中学生のお兄ちゃんと、小学生のお子さんとの5人家族です。

なんと我が家と同じ家族構成です。(旦那さんが同じ⬜︎なので、心は旦那さんよりのプロファイリングになります 笑)

 

家族の取扱説明書

 

STR(素質適応理論)オーガナイザーによる5人分の鑑定データ。

さらに、それぞれの家族との相性を診断したデータ。

これらをもとに、お家族の関係性をプロファイリングいたしました。

 

 

※プロファイリン内容は、あくまでも僕の見立てであり、絶対のものではありません。

 

 

お母さんが兄弟に甘いと不満の娘ちゃん

娘さんは、「お母さんは兄と弟ばかり優しくする」と言います。

お母さんにはその意識はありません。

 

 

実は、お母さんと男の子2人の相性は「夫婦の関係」です。

だから、とっても仲良し。

でもね、東洋哲学をもとにしている「STR(素質適応理論)」には、「陰陽」の考え方があります。

陰の中に陽があって、陽の中に陰がありますよ、ってこと。

良いことばかりじゃないし、悪いことばかりじゃないのです。 

 

 

「夫婦の関係」はとっても仲良し。

でも、行き過ぎると、他者は疎外感を感じるのですね。

この場合、娘さんは少し寂しい思いをしているわけです。

 

 

まして、△の娘さんです。

ワクに縛られるのは嫌いだし、行動にムラもあります。

ヤル気が出てくるとガンガン動くのに、気分が乗らないとやりません。 

お母さんとしては、同性としてイライラもするわけです。

 

 

お母さんには、こんなお話をしました。

「娘さんに意識して優しくしてあげてください。

 そのうえで、褒めて褒めて褒めまくってね。

 根拠なんていりませんので。

 大切なことは乗せてあげること。

 ごちゃごちゃ言ったって、耳に入ってませんからね」

 

 

旦那さんの息子への声かけが気になります。

旦那さんが息子さんに声をかけるとき、その厳しい口調にドキッとするお母さん。

息子さん2人のことは、勉強のことなどお母さんが丁寧に対応してきたそうです。

 

 

ところが、そういった対応中に旦那さんが突然口を挟んできて、家庭の空気がピリピリするのだとか。

お母さんは(あなたは口を挟まないでよ)と思うわけですね。

 

 

お父さんと男の子2人の関係は「他人の関係」です。

お互い関心が薄く、それでいて相手を理解しにくいところがあります。

 

 

きっとお父さんは、お母さんと子どもたちのやりとりをじ〜っと耳を傾けているのだと思います。

「⬜︎のお父さん」から見ると「△のお母さん」のやり方は、行き当たりばったりで適当に見えてしまうのです。

これ、あくまでも「⬜︎さん」には「△さん」がそう見えるよ、というお話です。

「△さん」を否定しているわけではありません。

 

 

まして、「⬜︎のお父さん」には、「結果」しか見えません。

「◯の子どもたち」は、プロセスを認めてもらいたいのです。

「結果」ではなく、そこまでの「がんばり」を認めてもらいたいのです。

 

 

でも、「⬜︎のお父さん」にとっての「がんばり」とは「結果」を出すことなのです。

このように見てくると、「お母さん」と「子どもたち」のやりとりをじっと見ているお父さんが満を辞して声をかけた構図が浮き上がってきます。

 

 

しかも、長男くんの適応値は「D30」。

一方、お父さんの適応値は「P34」。

これだけ差があると、「お父さん」の叱った声は、お母さんがドキッとする以上のエネルギーで、長男くんに伝わっています。

 

 

ですから、男兄弟、とりわけ長男くんはお父さんに苦手意識を持つでしょう。

 

 

さて、お父さんと娘さんの相性はお父さんが「親」で、娘さんが「子ども」の関係です。

娘に対しては、とっても甘いお父さんのようです。

 

 

ですから、こんな言葉を届けました。

「娘さんに優しく振る舞うのと同じくらい、男の子たちにも優しくしてあげてください。

 甘過ぎるかな?くらいでちょうど良いですよ。

 特にプロセスを認めてあげることが大事です。

 話を聞くのはお母さんがしてくれているので、認める部分を担ってあげてくださいね」

 

家族の取扱説明書

同性の子どもって、ついつい厳しく育てがち。

男とはこうあるべき。

女とはこうあるべき。

そんなものが、ついつい顔を出してしまいがちです。

 

 

特にご家庭で唯一の「⬜︎」であるお父さんは、厳しさを示してしまう。

それは悪いことではないんです。

「⬜︎の人」は、そういう思考をしてしまうのですね。

 

 

しかも、家庭で最も適応値が高いのですから、ついついピリピリムードになります。

お父さんはピリピリしていなくても、家族にはそう感じさせてしまいます。

これが「適応値」の恐ろしいところですね。

目に見えないんですから。

 

 

でもね、本性は「雨」。

しとしと降る雨のように、家族全体に潤いをもたらしてくださいね。

 

 

「陽」の本性を持つ息子さん2人が明るい家庭に導いてくれます。

長女ちゃんは「花」。

存在するだけで、あたたかな空気を演出します。

なんと素晴らしい子どもたちでしょう。

 

 

何も心配は要りません。

ちょっとだけ優しくしてみる。

それだけで良いのです。

 

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今日のまとめ

 同性に優しく♡

 

くればやし ひろあき

公立中の先生を16年間勤めて独立。おもに生徒指導に携わってきた思春期の子どもの専門家。その経験を生かし、受講者600人超のワークショップ『子どもとつながるリレーションシップ講座』を全国で開催。

9月1日は統計上子どもの自殺が最も多い日であるということを知り、2016年クラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年、刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。

2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースした。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学校『passion life college』を妻とともに主宰。現在は3期目、カレッジ生は30名いる。

3児の父でもある。