家族のトリセツ 〜5件目・育てにくい子ども〜


パパと息子の確執。

ママと娘の衝突。

今日はそんな悩みを抱えたご家族の『家族のトリセツ』です。

 

 

「□のパパ」は結果が大事。

「◯の息子」はプロセスが大事。

ここ、よくミスコミュニケーションの起こるポイントです。

 

 

「□のパパ」はダメ出しばかり。

「がんばり」を認めてもらいたい息子さん。

どんどん凹んでいきます。

どんどん確執は深まっていきます。

 

 

まして、家族で唯一適応値の低いパパさんです。

声を荒げないと気づいてもらえないのです。

 

 

ちなみに、家族で唯一適応値の高い僕は、「おい!」と小さな声で呟くだけで、家族はピリっとしちゃいます(笑)

 

 

そんなわけで、パパさんは大きな声で息子にダメ出しをします。

どんどん息子の心は離れていきました。

 

 

そんな息子とママさんは同じ◯同士。

コミュニケーションが円滑で良い関係を築くことができました。

ママさんが話を聞いてくれるから、息子くんは潰れずに済んだのでした。

 

 

一方、ママさんの悩みは「△の長女ちゃん」です。

ふたりの相性は「他人の関係」です。

 

 

「他人の関係」は、決して悪い関係ではありません。

ただ、「わかってもらおう」「深く関わろう」とすればするほどすれ違うところがあります。

衝突するところがあります。

 

 

「親と子」ではなく、一人の人間として、相手への尊厳を忘れず、良い距離感で付き合うことが大切です。

大切なのは距離感でした。

 

 

でも、ママさんは一生懸命子育てをしました。

子どもを理解しようと努めました。

子どもと関わろうと努めました。

そのことが余計に子どもとの関係を難しくしてしまったのです。

 

 

 

まして、長女ちゃんは「△さん」です。

枠にはめられるのが大嫌いです。

コントロールしようとすれば反発は免れません。

 

 

お母さんがほどよい距離感で付き合うことが大切ですね。

そして、とにかく褒めてノセルこと。

それが娘ちゃんたちのポテンシャルを最大限に発揮させる方法です。

 

 

今では、母子の関係は良好のようです。

話を伺って、大変うれしい気持ちになりました。

 

 

 

ちなみに、△の娘ちゃん二人は、お父さんのダメ出しをどう受け止めているか。

「あぁ〜、クソ親父。マジでテンション下がるんですけど!」ぐらいの受け止めですから。

そこまで心配はいらないように思います。

 

 

適応値の低いパパさんの言葉に耳を傾けてあげてくださいね。

パパさんは「陽」の人。

ホントは家族を明るく照らす「太陽」のような人なのですから。

 

 

 

鍵を握るのは、パパさんと「夫婦の関係」である長女ちゃんかもしれませんね。

 

 

5人家族では「10の人間関係」が絡み合っています。

すべての関係性が悪いわけではありません。

 

 

うまくいっていない部分は、うまくいっているところで補い合っていけばいいのですね。

 

家族のトリセツ 〜個人セッション〜

 

くればやし ひろあき

人間関係研究家 社会起業家

公立中学校の先生を16年間勤めて独立。その経験を生かしたリレーションシップ講座を全国で開催。関係性を整えることで子どもの能力を最大限に引き出す方法を伝えている。
北は北海道から南は沖縄まで、精力的に講演活動を行うほか、STR(素質適応理論)を用いた個人セッションが人気で現在2ヶ月待ちである。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学び場『precious life college』を妻とともに主宰。現在は4期目。

子どもの自殺を問題視し、2016年にはクラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年より刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースするなど、社会起業家としても活躍している。

3児の父でもある。