◯のママが相談相手を間違えると事故るぜよ。

STR(素質適応理論)

STR(素質適応理論)には◯△□というのがあります。

あるお母さんのお話です。

 

お母さんは「◯の人」でした。

「◯のお母さん」と呼びます。

 

 

「◯のお母さん」は、旦那さんのことで悩んでいました。

旦那さんに思いを伝えようと、あれをしたり、これをしたり。

とにかくがんばりました。

 

 

でも、なかなか旦那さんには伝わりませんでした。

 

 

「◯のお母さん」には、信頼できる相手がいました。

叔母さんです。

叔母さんは「□の人」でした。

「□の叔母さん」と呼びましょうか。

 

 

「どれだけがんばっても旦那に伝わらないんです」

「◯のお母さん」は「□の叔母さん」に愚痴をこぼします。

 

 

「どうしたら伝わるのだろう?」

「◯のお母さん」は「□の叔母さん」に助言を求めます。

 

 

「□の叔母さん」の答えはこうでした。

「伝わるまで伝えるしかないじゃない…」

 

 

もっとがんばれ!

もっとがんばれ!

「□の叔母さん」は励まし続けました。

 

 

「◯のお母さん」は、それが辛かったのだそうです。

「◯のお母さん」は、それが苦しかったのだそうです。

 

 

 

なぜでしょうか。

 

 

「◯のお母さん」が求めていたのは「共感」です。

「プロセス」を認めてほしかった。

ただ、それだけ。

 

 

母「どれだけがんばっても旦那に伝わらないんです」

 

叔母「そうなんだね、伝わらないんだね」

 

母「どうしたら伝わるのだろう?」

 

叔母「もうあなたは十分がんばったじゃない」

 

 

そう…、共感してもらいたかった。

それだけ。

 

 

でも、「◯のお母さん」は致命的なミスを犯しました。

相談相手に選んだのが「□の人」だったのです。

 

 

「どうしたら伝わるのだろう?」

 

そんな質問をした日には、「□の人」は全力で適切な方法を探します。

「こんな方法もいいんじゃない?」

「あんな方法もいいんじゃない?」

「伝えたいなら伝わるまで伝えるしかないじゃない!」

 

 

はい。

余白なんてありません。

共感?

しません。

 

 

伝えたいんでしょ?

じゃあ、伝わるまでやるべ!

これが「□の人」です。

 

 

一方、「◯の人」はこうです。

 

母「どれだけがんばっても旦那に伝わらないんです」
(私、がんばってるんです。ほめてください)

 

母「どうしたら伝わるのだろう?」
(こんなにがんばったんだから、もういいよね)

 

そりゃ伝わらね〜よ。

そもそも「◯の人」は、そんな自分の気持ちにすら気づいてなかったりします。

「◯のお母さん」は「◯の友だち」を見つけるといいでしょう。

 

 

間違っても「□の旦那さん」に相談などしてはいけません。

「◯の妻」は「□の僕」に相談を持ちかけ、撃沈します。

僕に共感力はありません。

 

 

しかも、僕が「親分」で、彼女は「子分」です。

 

 

テヤンデェ、バーロー!

ごちゃごちゃ言ってねぇで、

   やるんだよ!

 

 …となります。

相談相手を間違えてはいけません。

アドバイザーが欲しいのか。

セラピストが欲しいのか。

見極めてから相談しましょう。

 

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 その人に相談して大丈夫ですか?

 

 

くればやし ひろあき

人間関係研究家 社会起業家

公立中学校の先生を16年間勤めて独立。その経験を生かしたリレーションシップ講座を全国で開催。関係性を整えることで子どもの能力を最大限に引き出す方法を伝えている。
北は北海道から南は沖縄まで、精力的に講演活動を行うほか、STR(素質適応理論)を用いた個人セッションが人気で現在2ヶ月待ちである。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学び場『precious life college』を妻とともに主宰。現在は4期目。

子どもの自殺を問題視し、2016年にはクラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年より刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースするなど、社会起業家としても活躍している。

3児の父でもある。