好調!名古屋グランパスをSTR(素質適応理論)で読み解く。


J2降格した名古屋グランパスは風間八宏監督を新監督に迎え、1シーズンでJ1に返り咲く。

しかし、2018年シーズン。

最終節でようやく残留を決める、ギリギリのシーズンを過ごすことになった。

 

 

そして、2019年。

今年の名古屋グランパスはとても好調である。

2019年5月末現在、首位FC東京に次ぐ2位をキープしている。

 

 

この好調な名古屋グランパスをSTR(素質適応理論)で読み解いていきたい。

 

 

監督は風間八宏監督(学 □1 海 ○3 ○2 P17)。

そのサッカー哲学は□1らしく、他とは一線を画す。

「風間イズム」と呼ばれる独特のサッカー哲学をもち、そのサッカースタイルは他に類を見ない。

 

 

そんな風間監督に新キャプテンとして指名されたのは丸山祐市選手(交 ○3 灯 △2 □2 P67)。

その適応値はチーム最高。

 

 

収容人数4万5000人を誇るホームスタジアム『豊田スタジアム』を埋め尽くすサポーターの声援にも負けないで、声を届けられるのは、適応値P67のなせる業か。

人を束ねることが得意な◯3タイプは、キャンプテンに最適。

話し合うことでペースを作っていく。

 

 

風間監督とキャプテン丸山選手の相性は『夫婦』。

抜群の相性で、風間イズムをチームに浸透させていくことになる。

 

 

心配なのは、同じくセンターバックでコンビを組む中谷 進之介選手(堅 △2 鉄 □1 △4 D27)。

丸山選手との適応値差は、なんと94!!

そのうえ、二人の相性は『他人』。

理解し合うのに、時間のかかる関係である。

 

 

昨シーズン(2018年)J1リーグでワースト2位の失点59。

ワールドカップ中断期間中に丸山・中谷の両選手を移籍で獲得するも、守備は安定せず。

 

 

ただ、その様相は2019年になると大きく改善する。

「他人」の関係は理解し合えない関係ではない。

理解し合うのに時間がかかる関係なのである。

 

 

また、ボランチに米本 拓司選手(我 □4 海 △2 □1 D8)、ジョアン シミッチ選手(我 △4 鉄 □3 □2 D21)が加入したのも大きい。

 

 

丸山選手から見て米本選手は「夫婦」、シミッチ選手は「他人」。

中谷選手から見て米本選手は「子供」、シミッチ選手は「友達」。

ボランチ2人の相性はシミッチ選手が「親」で米本選手が「子供」。

 

 

適応値の低い中谷選手を支えるように、これまた適応値の低い両ボランチが存在していることで、ずいぶん居心地が改善されているはずである。

 

 

ちなみに、2018年シーズンのボランチは

小林 裕紀選手(交 □2 陽 ○4 ○3 P30)とエドワルドネット選手(激 2 海 3 4 P8)。

厳しいダメ出しが得意な□2、しかも適応値パワフルの2人。

 

 

△の中谷選手はテンションを下げていたかもしれません。

 

 

また、2019シーズンから加入した吉田豊選手(堅 ○3 雨 △3 △1 P10)は、これまた今シーズン完全移籍した宮原 和也選手(尊 □2 山 △3 □1 D32)とは相性「夫婦」の関係である。

宮原選手の適応値D32はチーム最小。

「先生・生徒」の相性であるディフェンスリーダー丸山選手の言葉は、厳しく届いたはずである。

その差99だから仕方がない。

 

 

指図されるのが大嫌いな□2の宮原選手。

◯の長い話に耐えられるわけもなく。

 

 

ベテラン吉田豊選手の移籍は、ディフェンスラインのコミュニケーションを円滑にしたものと思われる。

ちなみに、吉田豊選手は丸山選手と同じ◯3。

ともに、コミュニケーションでチームをつくっていく選手である。

 

 

サッカーは試合が始まれば、選手間でのコミュニケーションがすべてである。

うまい選手を組み合わせれば結果につながるほど単純な競技ではない。

 

 

いかに、コミュニケーションを円滑にするか。

それこそがチームマネージメントである。

 

 

独特のサッカー哲学を持った風間八宏監督。

その哲学をチームに浸透させていくキャプテン丸山選手。

 

 

ボランチの米本選手、シミッチ選手、ベテラン吉田選手の加入。

この加入が中谷選手・宮原選手と丸山選手の適応値差をうまく埋めたわけである。

 

 

コミュニケーションはチームづくりの要である。

うまい選手の足し算ではチームは強くならない。

いかに、掛け算を生み出すかが大切だ。

 

くればやし ひろあき

公立中学校で16年間3000人以上の子どもたちと出会ってきた思春期の子どもの専門家としてメルマガ配信。当初、学校の先生に向けて発信したが、先生たちには見向きもされず。なぜかお母さんたちの心を掴んでしまい、北は北海道から南は沖縄まで全国各地に呼ばれるようになる。個人セッションをスタートすると、お母さんたちで行列ができる。
気がつけば、幼保小のPTAや高校生、なぜかシルバー人材センターまで、いろんなところに呼ばれる講演家に。
「お母さんとお母さんをつなぐ」をコンセプトに『子育て万博』を主催。妻とともにお母さんコミュニティー『プレシャス』を主宰し、名古屋にてお母さんのための寺子屋『ラブリー』を開校。
また、STRインストラクターとして年間350名が入門講座を受講。その上位講座である門下生養成プログラムは全国16都道府県から参加し、3日で満員御礼となる。
365日、子育てからパートナーシップまで、人妻たちの悩みに寄り添う生活を続けている。
妻と3人の子どもの5人家族。1978年生まれ。出身地名古屋。