大成するGKは失敗を恐れない〜STR(素質適応理論)で読み解くサッカー指導

ゴールキーパーの素質

GKはミスが許されないポジションです。

どれだけファインセーブをしても、一つのミスで叩かれる、そんなポジションです。

 

 

その点、どれだけミスをしても、ゴールさえ決めればヒーローになれるFWとは異なります。

 

FWの適正についてはこちら

 

地道な練習を繰り返し、その一瞬に備えます。

また、最後尾からDFラインを統率していきます。

 

 

「最後尾から支える」 

「リスクを考え準備する」

 

 

そんな役割を考えると、STRスコアでイメージするところの「2番タイプ」「4番タイプ」が似合いそうです。

果たしてそうでしょうか?

 

 

では、日本を代表するGKたちのSTRスコアを見ていきましょう。

 

 

先ごろ引退をしたゴールキーパー川口能活選手のSTRスコアは「尊 □1 雨 △4 □3 D1」。

日本代表での出場は116試合とすべてのGKの中で最多となる守護神です。

 

 

川口選手がゴールマウスを守るまで日本代表の守護神は松永成立選手でした。

あの『ドーハの悲劇』での失点シーンは今も目に焼き付いています。

 

 

松永選手のSTRスコアも「激 □1 海 □3 □4 P11」と同じく「□1」です。

浦和レッズの守護神、西川周作選手も「激 □1 雨 △1 △3 P36」だったりします。

 

 

同じ「1番タイプ」としては、長く鹿島アントラーズのゴールを守り続けてきた曽ヶ端順選手がいます。

彼のSTRスコアは「奇 ○1 金 ○2 ○2 P38」です。

 

 

川口能活選手と時を同じくして引退したゴールキーパーといえば、楢崎正剛選手。

2010年に名古屋グランパスをJリーグ初制覇に導き、GKとして初めて年間最優秀選手に選ばれました。

 

 

そんな楢崎選手のSTRスコアは「激 □3 灯 ○2 ○2 P2」と「□3」です。

同じく「□3」のゴールキーパーとしては、ベガルタ仙台で活躍し日本代表にも選ばれているシュミット・ダニエル選手も「我 □3 地 ○4 ○3 P15」なのです。

 

 

楢崎選手と川口選手が日本代表を退いた後、日本のゴールマウスを守るようになったのは川島永嗣選手。

そのSTRスコアは「奇 ○3 灯 □4 □1 D10」。

今度は「◯3」です。

 

 

実は「◯3」のゴールキーパーは多くいます。

長くFC東京の守護神として活躍し、現在はポルトガルのポルティモネンセSCで活躍する権田修一選手。

彼のSTRスコアは「和 ○3 海 □4 △1 P30」。

 

 

また、ガンバ大阪のゴールキーパー、東口順昭選手のSTRスコアは「和 ○3 陽 △2 □3 P55」。

こちらも「◯3」です。

 

 

このように見てきますと、ゴールキーパーは「1番タイプ」「3番タイプ」に集中しています。

彼らは失敗を恐れない期待型のタイプなのです。

 

 

失点にクヨクヨすることなく、未来を見据える。

「大丈夫!なんとかなるさ!」

そんな風に切り替えて、ゴールを守るメンタリティーの持ち主なのですね。

 

 

 

そんなタイプがゴールキーパーには合っているのかもしれません。

ただし、「△」のゴールキーパーはおりません。

 

 

ムラの多い選手にゴールを守らせるのは危険ですので。

ぜひ参考にされてください。

 

 

くればやし ひろあき

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住 妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

2001年、大学卒業と同時に正規採用されて名古屋市立の中学校に勤務。愛知教育スポーツ振興財団による中学夜間学級にて講師、名古屋市教職員組合瑞穂支部青年部長、名古屋市教育委員会教育派遣員、全国教育研究集会正会員など、初任の教員としては異例のスピードで評価を高めていく。

2007年、当時市内で最も荒れた中学校を立て直すことに奔走。生徒指導主事、進路指導主事を歴任。
その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて在外教育施設(日本人学校)に出向。当時生徒数が世界最大の日本人学校で生徒指導部長を務める。海外で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。
名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に着任。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートする。

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を行う。

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員した。その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱される。

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』(愛知県安城市)を主催。250人を動員。『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。
2019年 『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。300人を動員。音楽CD『ありがとう』(岡谷柚奈さん)を製作・販売。

同じく2019年、全国でSTR入門講座を開催し、400人が受講。個人セッションとして 100家族以上を相談を行う。また、ご依頼いただき歯科クリニックのコンサルティング及び企業研修を行う。

2020年からは、STRのインストラクターとしての活動をスタートし、基礎講座・応用講座を開催。これまでに門下生55名を育成している。
株式会社ミナクル組織研究所として法人化。