子どもが勉強をしない!成績が悪い!とお嘆きのあなたへ


昔、乳児のお母さんを集めて講座をしたときの話なんだけどね。

「子どもを比べるのはよした方がいいですよ」という話をしたのね。

 

 

まあ、まだ乳児だからいいけどね。

これから、子どもが大きくなったら、学校の成績やら賞がもらえるかどうかとか、学級委員だとか、部活やクラブでレギュラーか、とかね。。

やたら、比べるポイントが増えるの。

 

 

だからさ、比べないようにしてね、なんて話をしたわけよ。

そしたら、思わぬ答えが返ってきたの。

 

 

「今も比べますよ」って。

 

 

こんな、床に転がってるだけの赤ちゃんの何を比べるのさ?って、僕は思ったよ。

そしたらさ、

「首がすわるのが、どちらが早いか」を比べるっていうの。

 

 

 

そんなのさ、個体差じゃん?

生まれた日が違うし、成長速度も違うわけだよ。

 

 

 

でも、お母さんたちが言うのね。

僕はそれを聞いて、またズッコケたの。

 

 

「だって、成長が早い方が優秀じゃないですか!」

 

 

僕の脳みそは一瞬フリーズしちゃったんだよね。

 

 

 

 

で、いつも思うのよ。

 

 

子どもって、優秀じゃなきゃいけないのかな〜って。

別に優秀じゃなくてもよくないですか?

 

 

えっ?ダメなの?

我が子は優秀じゃなきゃダメなの?

 

 

俺、そこがわからないんだよ。

 

 

「子どもの成績が悪いと困る」って親は多いのね。

俺にはその感覚がわからない。

我が子の成績が悪くても、親は困らないでしょ。

 

 

高校や大学に行けなくたって何も困らない。

親が恥じる必要なんてどこにもない。

 

 

そもそも高校や大学に行くことが偉くて、行かないことは恥じることだなんてルールはない。

 

 

成績のいい子が良くて、成績の良くない子は悪いだなんて、俺は思わない。

学校に行く子が良くて、学校に行かない子が悪いとも思ってないし。

普通学級でも、特別支援学級でも、良い悪いなんてないし。

 

 

そこはどっちでもいい。

その子がその子らしく輝いていること。

そっちが大事だと思うんだ。

 

 

親って、子どもを人と比べて悩むのね。

 

 

子どもが勉強ができない。

子どもがスポーツができない。

子どもが絵が描けない。

子どもがゲームばかりやっている。

 

 

子どもがどうのこうの。

子どもがあーだこーだ。

 

 

いや、まあ、いろいろあるよね。

でもさ、それで「親が困る」ってことは、何一つないと俺は思うの。

 

 

「人の物を盗んできます」とか「学校で暴力を振るってます」とかなら困るわ、確かに。

謝りに行かないといけないもんね。

 

 

でもさ、成績なんて悪くたって、俺は困らないんだよね。

何に困るのか、困る理由を具体的に教えてほしい。

 

 

教室にはオール1の子もいるし、オール5の子もいる。

100点取る子もいれば、0点の子もいる。

 

 

いて、いいじゃん!

ダメなの?

 

 

「くれちゃんところの子は優秀だから…」と言われることもある。

確かに成績もいいし、学級委員だとか生徒会役員とかやってるわね。

そりゃ、世間的に見たら「優秀」なのかもしれないね。

 

 

でも、俺はそれを「優秀」とは見ていない。

彼らはそれを好きでやっている。

だから、伸びているだけ。

 

 

言っとくけど、親である僕ら夫婦の手柄だとは思ってない。

僕ら夫婦の子育てが素晴らしかったから、こういう子が育っただなんてカケラも思ってない。

 

 

俺らは関係ない。

世間様が「優秀」と評価するなら、それは彼らのがんばりであって、俺たち夫婦には関わりのないこと。

 

 

だから、思うの。

子どもの成績の良し悪しで俺が困るなんてことは一切ないの。

 

 

一番の勘違いはさ、子どもの評価を自分(親)の評価だと考えること。

成績のいい子の親は優秀で、成績の悪い子の親は優秀ではない、なんてことはないの。

 

 

それは別問題。

 

 

どんな評価だっていいんだよ。

世間の評価なんてどうだっていいんだよ。

 

 

大切なことはさ、この子がこの子の花をちゃんと咲かせてることだから。

どんな評価をされようが、ちゃんと咲いていればそれでいい。

 

 

そして、その花の美しさを最も近くで愛でられるのが親じゃね〜か?って思うわけよ。

 

くればやし ひろあき

公立中学校で16年間3000人以上の子どもたちと出会ってきた思春期の子どもの専門家としてメルマガ配信。当初、学校の先生に向けて発信したが、先生たちには見向きもされず。なぜかお母さんたちの心を掴んでしまい、北は北海道から南は沖縄まで全国各地に呼ばれるようになる。個人セッションをスタートすると、お母さんたちで行列ができる。
気がつけば、幼保小のPTAや高校生、なぜかシルバー人材センターまで、いろんなところに呼ばれる講演家に。
「お母さんとお母さんをつなぐ」をコンセプトに『子育て万博』を主催。妻とともにお母さんコミュニティー『プレシャス』を主宰し、名古屋にてお母さんのための寺子屋『ラブリー』を開校。
また、STRインストラクターとして年間350名が入門講座を受講。その上位講座である門下生養成プログラムは全国16都道府県から参加し、3日で満員御礼となる。
365日、子育てからパートナーシップまで、人妻たちの悩みに寄り添う生活を続けている。
妻と3人の子どもの5人家族。1978年生まれ。出身地名古屋。