スポーツ選手の名言が面白い!大切にしていることの違いをSTRで読み解く


スポーツ選手の名言をぼんやり眺めていた。

それがなんだか面白くて。

STRスコアと見比べながら、名言を読む。

すると、「ほほぅ。なるほど!」と思ったのでシェアしたい。

 

 

さあ、第1問。

この名言は「◯」「□」「△」のどれでしょう?

 

出来るときに、出来ることを、出来る範囲で、出来るだけやる。

 

はい、考えてみて。

なんか甘っちょろいよね(笑)

僕みたいな「□タイプ」には刺さらんわ〜〜。

 

 

「アスリートがそんな甘いこと言ってていいの?」なんて思っちゃう。

はい、正解は「◯タイプ」です。

 

 

出来るときに、出来ることを、出来る範囲で、出来るだけやる。

(有森 裕子  ○2 4 3 D14)

 

マラソン選手の有森選手ね。

じゃあ、これが同じマラソン選手でも「□タイプ」になると、こうなる。

 

走った距離は、裏切らない

(野口 みずき  □3 □2 □2 P38)

 

「◯タイプ」の有森選手が1から10まで丁寧に説明するタイプなら、「□タイプ」の野口選手は「結論をドン」みたいな感じ。

「これ以上、説明いります?」って感じだよね。

 

 

「走った距離は、裏切らない」

はい、努力したら結果出るでしょ?

そんな感じがいかにも「□タイプ」。

 

 

野口選手、心も頭も「□タイプ」だもんね。

有森選手の場合、「◯タイプ」ってこともあるけど、宿命「和」がこの名言を言わせてるのかもなぁ。

 

 

続いては、こちらの名言。

はい、第2問。

 

人を大切にする集団は必ず好循環を生み出し、強くなるだけでなく人々に愛され憧れの集団になるのだと思う。

 

いいですね。

ムッチャわかりやすい。

はい、考えてみてください。

 

 

いいです?

んじゃ、正解をお伝えします。

 

 

人を大切にする集団は必ず好循環を生み出し、強くなるだけでなく人々に愛され憧れの集団になるのだと思う。

(五郎丸 歩  ○2 2 2 P60)

 

もうね、明らかに「◯タイプ」な言葉です。

「◯タイプ」は「集団の和」を重んじる「いい人」なのであります。

 

 

土、日の休みが消え。夏休みが消え。冬休みが消え。

友達が遊んでる時に練習してた。だから今がある。

(ダルビッシュ有  ○4 □3 □4 P26)

 

僕はこの名言、グサっと来たの。

ポイントはさ、「友達が遊んでる時」なんだよね。

「◯タイプ」ですよ、彼。

しかも、「◯4」なんですよ。

 

 

友達が遊んでるのを横目に練習に励む。

それが「◯タイプ」にとってどれほど苦しいことか。

 

 

みんなといっしょに何かをすることを好むダルビッシュ選手が、どれほど歯を食いしばって努力してきたかが伝わってくるなぁ…と思いました。

 

 

「□タイプ」はこんなこと言わないもん。

夢を叶えるために、友達と遊ぶ時間を犠牲にするのなんて普通だし(笑)

 

 

はい、次、これ。

第3問ね。

 

何万回もパスをし、

何万キロもドリブルして、

何万本もシュートを打って、

何十足もバッシュを履きつぶし、僕はアメリカのコートに立った

でも、僕の旅は終わりじゃない。これは始まり。

 

僕ね、これを読んで、「あぁ、△タイプってこんな感じかぁ…」って思った。

あっ!答え、言っちゃった(笑)

 

 

何万回もパスをし、

何万キロもドリブルして、

何万本もシュートを打って、

何十足もバッシュを履きつぶし、僕はアメリカのコートに立った

でも、僕の旅は終わりじゃない。これは始まり。

(田臥 勇太  3 2 □2 D3)

 

身長はわずか173㎝。

その身長で日本人初のアメリカNBAのバスケットボール選手になった田臥選手でした。

 

 

「△タイプ」は夢を語ります。

それを応援できるかどうか。

 

「夢みたいなこと言ってんじゃないよ!」って潰しちゃダメ。

「お前ならできる!」でいい。

 

大いに夢を語らせて、夢を追いかけた先に、輝く未来が待っている。

天才はみんな「△タイプ」なのよ。

イチローに松井、三浦カズ。

天才は「△タイプ」だから。

 

 

じゃあ、天才につながる名言、行ってみよう!

 

天才って便利な言葉だよね

だって、天才っていったら、努力もしないで

持って生まれたものだけでやってきたように思われるんじゃないかなぁ

 

幼い頃から「天才」と呼ばれた彼女。

天才だって、もちろん努力をしている。

でも、「努力してます!」なんて語るのはカッコ悪い。

そういうところが「△タイプ」。

 

 

ちなみに、「□タイプ」は努力するのは当たり前だから、わざわざ「努力してます」とは言わない。

一方、「◯タイプ」は努力していることを知ってもらいたいから「努力してます」をアピールする(笑)

 

 

「△タイプ」は努力している姿を見せない。

だからこそ、これを言わせてしまったことに僕は胸が締め付けられたんだな。

 

 

天才って便利な言葉だよね

だって、天才っていったら、努力もしないで

持って生まれたものだけでやってきたように思われるんじゃないかなぁ

(福原 愛  2 ○2 ○1 P28)

 

そう、「天才卓球少女」と呼ばれた福原愛さん。

大人に負けて泣きながら卓球する小さい頃の姿が印象的だったなぁ。

ちなみに、こうも述べている。

 

私、誰よりも練習してるよ。他の子がみんな帰っても、ひとりで練習してるよ。

(福原 愛  2 ○2 ○1 P28)

 

いや、もうね、絶対こんなこと言いたくないのよ。

「練習してるよ」なんてさ。

 

 

でも、周囲が「天才、天才」と呼ぶ。

それがどれほど彼女にとってプレッシャーだったか、ってことね。

 

 

ほら、「◯タイプ」「□タイプ」「△タイプ」ってことがわかっているだけで、「言葉」のもつ意味が変わってくるんだよ。

これがわかるだけで、その人の気持ちに寄り添いやすくなるのがわかると思う。

 

 

結果を出して大言を吐くのは普通。

結果を出す前に、結果を出す自分を想像できるからこそ大言を吐­ける。

 

「結果、結果」言ってます。

はい、努力するのは当たり前。

大切なのは結果です。

 

 

それが「□タイプ」ね。

はい、誰の名言かと言いますと…。

 

 

結果を出して大言を吐くのは普通。

結果を出す前に、結果を出す自分を想像できるからこそ大言を吐­ける。

(本田 圭佑  □1 □2 □3 D8)

 

もうね、結果を出す前に、結果を出す自分が想像できるんです。

それだけの努力をしてるのですから。

 

昨日の自分は決して今日の自分を裏切らない。

(浅田 真央 □1 □4 1 P6)

 

努力は裏切らないわけです。

努力して結果を出す。

それが「□タイプ」でございます(笑)

 

ちなみに、STR(素質適応理論)では「◯□△」だけでなく「1・2・3・4」ってのもあります。

 

壁があったら殴って壊す。道が無ければこの手で作る。

(本田 圭佑  □1 □2 □3 D8)

これ見て、いかにも「□1」だな、と思いました。

名古屋グランパスの前監督、風間八宏さんも「□1」だったな。

独創的なサッカー哲学のサッカーしてたもんな、グランパス。

 

 

うちの長男も「□1」。

わかるわ〜。

独創的スタイル過ぎる(笑)

 

 

じゃあ、最後ね。

 

 

STRの話をするとき、「当たってる当たってない」って話をする人がいる。

僕は正直そんなことはどうでもいいと思っている。

 

 

所詮、その人が「どんな人か?」なんてことはさ、その人を見ている人から見て「どんな人か?」なわけ。

意味、わかります?

こんなものに正解・不正解はないの。

 

 

ある人からは当たっているように見えるし、ある人からは当たっていないように見える。

それだけのこと。

 

 

そんなわけで、最後はこの名言。

 

競馬は結果がすべて。結果を競っているんであって、努力を競っているわけではない。

(武 豊  ??4 □4 ??3 D24)

 

そう、ご存知、天才ジョッキーの武豊さん。

天才だから「△タイプ」?

それとも「結果がすべて」とか言ってるから「□タイプ」?

 

 

さあ、考えてみてよ。

どっちだい?

 

 

では、答え、お伝えしますね。

 

競馬は結果がすべて。結果を競っているんであって、努力を競っているわけではない。

(武 豊  ○4 □4 □3 D24)

 

はい、心は「◯タイプ」です。

えっ!△でも□でもないの?と思ったあなた。

そうなんです。

 

 

これ、ポイント。

僕らを「◯タイプ」や「□タイプ」「△タイプ」だなんて、きれいに3タイプになんてわけられません。

人間って、もっと複雑です。

 

 

よ〜くSTRスコアを見てくださいね。

彼の「頭」のスコアは「□タイプ」なんです。

 

 

つまり、この名言、考えて紡ぎ出した言葉なんだということがわかります。

ここに葛藤が見えます。

 

 

子どもたちは素直に「心のスコア」で生きています。

でも、大人になると「頭のスコア」で生きてしまう。

それを「本当の自分」ではなく、後天的な「作られた自分」と呼んでもいい。

 

 

そちらで生きると、人は苦しいんです。

できるけど苦しい。

この感覚、伝わるでしょうか?

 

 

私、誰よりも練習してるよ。他の子がみんな帰っても、ひとりで練習してるよ。

(福原 愛  2 ○2 ○1 P28)

 

そうやって考えると、頭が「◯」の愛ちゃんが「みんなが帰っても一人で練習」って、悲しかったと思うし。

「努力してます」って「△タイプ」に言わせてしまうほど、周囲のプレッシャー、重たかったんだろうな、と思うし。

 

 

こうやって、その人の内面で起きていることを慮ったとき、本当の思いやりが生まれるのだと思います。

あなたの周りにいる人はどんなSTRスコアでしょうか?

 

 

そして、どう関わればその人の力は最大限に発揮されるのでしょうか?

 

 

くればやし ひろあき

公立中学校で16年間3000人以上の子どもたちと出会ってきた思春期の子どもの専門家としてメルマガ配信。当初、学校の先生に向けて発信したが、先生たちには見向きもされず。なぜかお母さんたちの心を掴んでしまい、北は北海道から南は沖縄まで全国各地に呼ばれるようになる。個人セッションをスタートすると、お母さんたちで行列ができる。
気がつけば、幼保小のPTAや高校生、なぜかシルバー人材センターまで、いろんなところに呼ばれる講演家に。
「お母さんとお母さんをつなぐ」をコンセプトに『子育て万博』を主催。妻とともにお母さんコミュニティー『プレシャス』を主宰し、名古屋にてお母さんのための寺子屋『ラブリー』を開校。
また、STRインストラクターとして年間350名が入門講座を受講。その上位講座である門下生養成プログラムは全国16都道府県から参加し、3日で満員御礼となる。
365日、子育てからパートナーシップまで、人妻たちの悩みに寄り添う生活を続けている。
妻と3人の子どもの5人家族。1978年生まれ。出身地名古屋。