◯タイプがうっかりやりがちなプレゼントの間違い〜蕎麦アレルギーの人に美味しい蕎麦を打ってはいけません〜


我が家の長男は「□タイプ」なのですが、15歳の誕生日のことでした。

「○タイプ」の妻がうれしそうに話すのです。

 

 

「今日、絵本の専門店に行ったの♪」

 

 

聞けばその絵本の専門店には「絵本ソムリエ」と呼ばれる人がいて、お好みの絵本を選んでくれるのだそう。

そして、彼女はその「絵本ソムリエ」にこんなリクエストをしました。

 

 

「15歳の男の子向けの絵本はないですか?」

 

 

15歳の男の子が読むような絵本って…。

そんなのあるんでしょうか?

 

 

…それがあるのですね。

さすが「絵本ソムリエ」です。

 

 

で、「○タイプ」の妻がうれしそうに手渡したのが、「15歳の男の子向けの絵本」でした。

 

 

長男くんは「□タイプ」。

ちょっと面倒臭い「□1」ですが、彼が「親」で妻が「子ども」。

子どものプレゼントに喜ばぬ親はいませんから、その場は何も言いませんでした。

 

 

それでこっそり、「どう思った?」と尋ねたら「欲しかった物があるんだよね…」とのことでした。

 

 

「□タイプ」は「欲しいモノが欲しい」し、「選びたい」のです。

だから、一言聞いてほしいんです。

現金、図書券、クオカード…でいただいても結構です。

なんなら「欲しいモノ」のURLを送るので、決済だけしておいてくれるとありがたいんです。

 

 

でも、「○タイプ」は愛の人です。

相手を思いやり、「これなら相手が喜ぶんじゃないか」と考え、プレゼントを選んでくれます。

 

 

もちろん「○タイプ」だって「欲しいモノが欲しい」でしょう?

でも、相手が一生懸命自分のことを思って選んでくれたら、うれしいしありがとうって思うの。

「□タイプ」だってうれしいはうれしいんだけど、「なんで一言聞いてくれないんだろう?」って感じる。

 

 

この小さな小さな感覚の違いが、大きな「すれ違い」になることもあるのです。

ついつい僕ら「□タイプ」は、「これじゃないんだけど…」とか、「こっちがよかった…」とか、余分な一言を言ってしまうのですね。

気をつけたいものです。

 

 

プレゼントは気遣いです。

その気遣いは自分の感性ではなく相手の感性で届けたい。

「良かれと思って」の前に相手の感覚を知っておくと良いかもしれません。

 

 

たとえあなたが蕎麦打ちの名人だったとしても、蕎麦アレルギーの人は蕎麦は振る舞わないでしょう?

相手が必要としているものを必要としている分だけ届けたいものです。

 

 

「○タイプ」は気遣いそのものに感謝し、「□タイプ」は必要としているモノが手元に届くことに感謝する。

ただ、それだけのことなのです。

 

 

じゃあ、△は?

…それはまた今度のお話にしましょう。

 

くればやし ひろあき

公立中学校で16年間3000人以上の子どもたちと出会ってきた思春期の子どもの専門家としてメルマガ配信。当初、学校の先生に向けて発信したが、先生たちには見向きもされず。なぜかお母さんたちの心を掴んでしまい、北は北海道から南は沖縄まで全国各地に呼ばれるようになる。個人セッションをスタートすると、お母さんたちで行列ができる。
気がつけば、幼保小のPTAや高校生、なぜかシルバー人材センターまで、いろんなところに呼ばれる講演家に。
「お母さんとお母さんをつなぐ」をコンセプトに『子育て万博』を主催。妻とともにお母さんコミュニティー『プレシャス』を主宰し、名古屋にてお母さんのための寺子屋『ラブリー』を開校。
また、STRインストラクターとして年間350名が入門講座を受講。その上位講座である門下生養成プログラムは全国16都道府県から参加し、3日で満員御礼となる。
365日、子育てからパートナーシップまで、人妻たちの悩みに寄り添う生活を続けている。
妻と3人の子どもの5人家族。1978年生まれ。出身地名古屋。