「自分らしく生きる」の誤解〜自分を振りかざす道具にしてはいけません〜


STRスコアを振りかざしてはいけない

 

△タイプの人は本人が「わかった」と感じるまでは聞いているが、「わかった」と思った時点で耳を閉じる傾向があります。

だから、◯タイプや□タイプから見ると、「話を聞いていない」と受け取られがちです。

事実、聞いてないことも多いのですが、STRスコアを知っていると◯タイプや□タイプの人はイライラせずにすみます。

 

 

「△タイプだもん。仕方ないよね」

 

 

そんなふうに理解するだけで気持ちが軽くなるのです。

ただ、このことを誤解している人がいます。

 

 

他者の話に耳を傾けず、「自分は△タイプだから」と、開き直る人です。

自分のSTRスコアを振りかざし、自分を正当化する。

そういう人をSTR界隈で見かけることを、僕は残念に思うのです。

 

 

たとえば、僕は□タイプです。

しかも、適応値高め。

だからこそ、気を遣って話をするように心がけています。

 

 

それでも、自然に言葉がきつく聞こえてしまいます。

だから、できるだけ柔らかい言葉を選ぶように心がけています。

この文章も「です・ます」調で書いていますし(笑)

 

 

これがどうでしょう。

 

 

「僕は□タイプなんで、ズバズバ言いますね!」

ってなったら。

たぶん周りの人たちは僕から離れていくでしょう。

 

 

同じです。

 

 

「私、△タイプなんで人の話なんて聞きません!」

「私、◯タイプなんで今から長々としゃべります!」

 

 

そんなことをしていれば組織や集団は崩壊してしまいます。

組織の人間関係を整える「道医」を目指すと言っておきながら、集団を崩壊に導くとはどういうことでしょう。

 

 

STRスコアは振りかざすものでないと思うのです。

 

↑シルバー人材センターでの講演

 

↑幼稚園での講演

 

自分のSTRスコアを知って周りの人とどう関わるか

 

では、どのようにSTRスコアと付き合えばいいでしょうか。

僕はSTRのインストラクターとして、門下生のみんなには

「指針やものさしとして付き合ってください」

とお伝えしています。

 

 

そのために必要なことは「自分のSTRスコアを知り、他者のSTRスコアを知る」ということです。

そして、その差異に目を向けるのですね。

 

 

僕の場合、心に留めておきたいのは◯タイプや△タイプにどう伝えるか、ということです。

また、適応値が高いので、デリケートタイプとどう接するか、ということです。

相性で言えば、「他人」の方と接するときは一際「脳を緑に」を心がけますし、「夫婦」と接するときにもその人に寄りかかり過ぎないように配慮します。

 

 

変えられるのは自分だけです。

他者は変えられません。

 

 

自分のSTRスコアを振りかざし、他者を変えようとすれば、人間関係はギスギスします。

他者のSTRスコアを知り、自分を変えれば、人間関係は自由自在です。

 

 

他の人と自分はどう違うのか。

そのことを理解し、どのように伝えれば心に響く伝え方ができるのか。

そういう視点でもって、自分の言動をコントロールすることが大切です。

 

STR入門講座

↑全国でSTR入門講座を開催

 

 

「自分らしく」の誤解

 

◯タイプは◯らしく。

□タイプは□らしく。

△タイプは△らしく。

 

 

そうやって、そのタイプらしく生きることは確かに大切です。

でもね、時折こんな質問を受けるんです。

 

 

「私、◯タイプなのに冷たいって言われます」

「私、□タイプなのに、みんなのことばかり考えちゃうんです」

「私、△タイプなのに、直感で動けないんです」

 

 

そのたびに、こんな話をします。

 

「それでいいじゃないですか」と。

 

 

STRスコアに寄せて生きる必要なんかないんです。

 

 

あなたはあなたらしく生きればいいんです。

感性でアクセルを踏んで理性でハンドルを握る。

その生き方や考え方、感じ方の傾向がSTRスコアに表れる。

ただ、それだけのことなのです。

 

 

◯タイプは◯らしく生きなければならない。

□タイプは□らしく生きなければならない。

△タイプは△らしく生きなければならない。

 

 

これは大きな誤解です。

 

 

あなたはあなたらしく生きればいい。

その言葉や行動を僕はいくらでもSTRスコアで読み解くことができます。

それが仕事ですから、それはそんなに難しいことではないんです。

 

 

でもね、STRスコアに寄せて生きれば、自分が何者かがわからなくなってしまいます。

考え過ぎです(笑)

 

 

「好き」

「やりたい」

「ワクワク」

 

そんな感性の赴くままに、その方向に突き進む。

でも、それだけでは事故を起こしますから、理性でちゃんとハンドルを握る。

 

 

その行動は後でいくらでも僕のような専門家はSTRスコアで説明できるけれど。

それは所詮、「ものさし」で測った「僕の見解」でしかない。

 

 

STRスコアに振り回されてはいけません。

あなたはあなたらしく生きればいいんです。

STRスコアに寄せて生きる必要はないのですよ。

 

 

そんな風に考えた方が生きやすいのではないでしょうか。

 

担任の先生の指導

↑先生たち向けの研修会

 

↑高等学校での講演会

 

「目の前の人」を喜ばせるために何ができるか

 

つまり、STRスコアは振りかざすものでもないし、振り回されるものでもない。

自分や他者を理解し、よりよく生きるための指針にすればいいのです。

 

 

他者をより良い方向に導くためにはどのような言葉がけがいいでしょうか。

どのように振る舞えば心に響いてくれるでしょうか。

 

 

その、目に見えない心の傾向を知り、対策を練ることができる。

これがSTRの面白いところであり、この世界で唯一無二の存在とも言えるでしょう。

 

 

目に見えない感じ方の差異に、僕たち人間は心を痛めます。

心がすれ違うのですね。

 

 

いつも心に留めておきたいのは、「目の前の人を喜ばせるために何ができるか」ということ。

「自分はこういう人間なんだ」と振りかざせば、相手との心理的距離は遠くなるばかりです。

 

 

目の前の人に寄り添い、その人の心をつかむ。

ある意味では人心掌握術と言えます。

言い方は悪いですが「人たらし」の秘術と呼んでもいい(笑)

 

 

そういうものを学ぶ人間だからこそ、自分に厳しくありたいものです。

 

↑2020年2月開催 第1期STR基礎講座

 

↑2020年8月開催 第2期STR基礎講座

 

 

 

自分を律する

 

そう、この秘術の肝は、いかに自分を律するかにあると思うのです。

自分がやりたいように振る舞い、他者の気持ちを蔑ろにすれば、自ずと人の心は離れていきます。

 

 

僕のところに人が集まるのは、運気「好」というだけではないでしょう。

僕は人一倍自分を律し、感性でアクセルを踏み、理性できちんとハンドルを握っています。

自分がやりたいことを実現するために、極限まで自分を律しています。

 

 

「□タイプだから」と言われればそれまでですが、僕の周りの経営者さんは◯タイプであろうが△タイプであろうが、やはり自分を律することができる人たちです。

STRスコアを「言い訳の道具」にせず、自己実現に向けて着実に一歩一歩進める人たちだと思います。

 

 

まず自分を理解すること。

これを「自得」と言います。

自分のことがわかるから、他者との差異に気がつけます。

自分をSTRを振りかざす人は、他者との差異に目が向かない人です。

したがって、自分のことも理解できていないのだと思います。

 

 

こういうハッキリした物言いに傷つく人もいるでしょう。

そこが僕の□タイプらしいところではあるし、まだまだ人間として至らぬ部分であることも十分に理解しています。

 

 

話を戻します。

「自得」ののちに、自分の思う世界を創造するためにどうあるべきかを自問自答する。

つまりは自分自身を自分のコントロール下に置くのです。

 

 

他者の心に響く伝え方で伝えてみる。

□タイプの僕が◯タイプにわかるように伝えたり、△タイプの心に響くように伝えたりすることは、努力を要するものです。

それでもそれを試みる。

 

 

すると、集団や組織は丸く収まっていきます。

反対に自分の□タイプを振りかざせば集団や組織は尖っていくばかりです。

 

 

この世界は、人と人とのつながりでできています。

人は一人では生きていけません。

 

 

殺伐とした世の中だからこそ、今、この世界にはSTRが必要なのだと僕は考えています。

ともに学ぶ仲間たちと、どこまで行けるのか。

とても楽しみです。

 

 

くればやし ひろあき

公立中学校で16年間3000人以上の子どもたちと出会ってきた思春期の子どもの専門家としてメルマガ配信。当初、学校の先生に向けて発信したが、先生たちには見向きもされず。なぜかお母さんたちの心を掴んでしまい、北は北海道から南は沖縄まで全国各地に呼ばれるようになる。個人セッションをスタートすると、お母さんたちで行列ができる。
気がつけば、幼保小のPTAや高校生、なぜかシルバー人材センターまで、いろんなところに呼ばれる講演家に。
「お母さんとお母さんをつなぐ」をコンセプトに『子育て万博』を主催。妻とともにお母さんコミュニティー『プレシャス』を主宰し、名古屋にてお母さんのための寺子屋『ラブリー』を開校。
また、STRインストラクターとして年間350名が入門講座を受講。その上位講座である門下生養成プログラムは全国16都道府県から参加し、3日で満員御礼となる。
365日、子育てからパートナーシップまで、人妻たちの悩みに寄り添う生活を続けている。
妻と3人の子どもの5人家族。1978年生まれ。出身地名古屋。