「難しいね」の一言で人間関係をぶち壊す!


STRスコアには「期待型」と「慎重型」がある。

僕は「慎重型」の人間であり、恐ろしいぐらいリスクヘッジをする。

石橋を叩きまくって前に進むタイプの人間なのだ。

 

 

で、昨日、「期待型」の人間とディスカッションした。

このやりとりが面白かったのでシェアしたい。

 

 

僕は人からよくいろんな相談をされる。

特にビジネスの相談が多い。

 

 

で、そういった案件って「難しい案件」が多い。

そんなとき、当然僕は「難しいよね」って話をする。

 

 

僕が「難しい」という言葉を口にするとき、僕の頭の中は真剣にそのことについて考えている。

「難しい」は、その「案件」を否定しているわけではなく「さあ、どうする?」の合図なのだ。

 

 

「やる気」になっているわけで、真剣に考えている状態。

ちなみに「無理」なとき、つまり「可能性ゼロ」のときは、「いいっすね」で終わる。

「可能性ゼロ」には興味がない。

だから、考えない。

 

 

本当に「いいね」と思ったときは、たぶん「いい」と思った理由は添えている。

「こうこう、こういう理由でいいと思う」と表現する。

 

 

さらりとした「いいっすね」は「(どうでも)いいっすね」なのである。

 

 

「可能性」がゼロではない。

わずかにある。

だから、「難しい」なのだ。

 

 

ところが、「期待型」の人は、この「慎重型」の「難しいよね」を聞くと、すごくネガティブな言葉を投げつけられた感じがするらしい。

「なんでそんなこと言うの!」と思うらしい。

そりゃそうだけど、仕方ないじゃん!って思う。

だって、僕らはみんな、違うんだもん!

 

 

「慎重型」の「難しいよね」は、一見「ネガティブ」なんだけど、実は「ポジティブ」なのだ。

いやはやなんともややこしい。

 

 

「可能性」に目を向ける「期待型」からすると、そんなネガティブな言葉をぶつけられたくないわけで、「難しいね」はすごくムカつくらしい。

 

 

 

だから、「期待型」は逆に「難しいよね」って言わないらしい。

そんな姿を僕らは見ると「こいつ、バカなんじゃね?」と思えてしまう。

何も考えていない人に見えてしまう。

 

 

実は考えていないわけではなく、「見ているところ」が違うだけなのだけど。

人間って本当に面白いな、と思う。

 

 

人類は1種類だと思っているけれど、実はいろんな切り口で僕らを切り分けていくと、様々な違いがあることに驚かされる。

 

 

考え方も視点も価値観も脳の反応も役割も全部違う。

この世界では「全部違う人たち」が暮らしている。

そのことを忘れるから僕らは衝突するんだけどね。

 

 

「あんたは間違っている!」と考える前に、「あなたはそう思うんだね!私はこう思ってるよ」というコミュニケーションができたらいいんだと思う。

まー、それが一番「難しい」んだよね(笑)

 

くればやし ひろあき

1978年生まれ 名古屋市出身
名古屋市立の中学校と上海日本人学校にて、合計16年間生徒指導に携わってきた人間関係づくりの専門家。
独立後、社会起業家としてクラウドファンディングを行い、愛知県内8会場で映画上映会を主催。『子育て万博 』をプロデュースしてテーマソングCD『ありがとう』や『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。
全国でセミナーを開催し、年間100家族以上を家族診断。企業コンサルティング及び企業研修を行う。2020年コロナ禍の中、業績を伸ばし続けたことを機に、株式会社ミナクル組織研究所をスタート アップした。