これって本当⁉︎書類が捨てられない学校の先生は、教室掲示がやたら多い説


僕が主宰する「先生たちの勉強会」の中で話題になったことをシェアしておきます。

それが「学級掲示」です。

 

 

○タイプの先生は教室掲示がとにかく多い、なんて話になりましてね。

□タイプの先生は必要な物だけ貼って、要らないと思ったら剥がす

 

 

で、「何でそうなるのだろう?」というのが今日のテーマです。

 

 

取捨選択の基準が違うのね 

 

○タイプの先生が言うんですね。

「これも貼っておいた方がいいかな?」って。

 

 

それに対して□タイプの先生が言うんですね。

「これは貼らなくてもいいかな?」って。

 

 

わかります?

 

 

前者は「有った方がいいかな」で考え、後者は「無くてもいいかな」で考えてるわけです。

 

 

 

でね、そんな話をしておりましたら、会議の資料とか、プリント類の話になりまして。

○タイプはとにかく全部ファイリングしておくんだそうです。

「有った方がいいかな」という理由で、捨てずにファイリングする。

 

 

一方、□タイプは不要なものは片っ端から処分していく

必要なものだけ残す、なのです。

 

 

んじゃ、この違いはなぜ起こるのでしょうか。

 

捨てた方が時短じゃね?

 

僕も□タイプなので、不必要な物はどんどん処分していく。

進路指導主事のときも、そんな感じ。

 

 

次から次に、教育委員会から高等学校まで、いろんなところから、アホみたいに書類が送られてきます。

 

 

まず、要る物と要らない物に仕分けしましてね、全部処分します

じゃないと、進路指導室が書類で埋め尽くされるので。

 

 

この「要る」「要らない」の基準が、完全に僕の基準ですからね。

超個人的です。

 

 

あとで、他の先生から「こういう資料ありますか?」とか言われて、「あぁ、捨てちゃいました」なんてこともあるわけです。

 

 

で、ベテランの先生に怒られちゃいましてね、「来年の進路指導の先生のために、全部取っておいてください」なんて言うわけです。

 

 

 

マジ、めんどくせー!と思いました。

 

 

んで、それからは全部資料をファイリングしたんですよ。

そしたら、資料を探すの、むちゃくちゃ不便なんです。

 

 

以前は一通り資料に目を通したら、「要る」「要らない」で仕分けしてましたから、「要る資料」しかないんです。

なので、仕事をするうえで、必要な資料にすぐに辿り着けます。 

 

 

それが、今度は全部の資料がありますから、必要な資料を探さなきゃいけない。

「必要な資料には付箋をつけておけよ」と思うでしょうが、それこそタスクが一つ増えるわけで、時間の無駄なんです。

 

 

そう!

以前も書きましたが、□タイプは「TIME in MONEY」なのでありますね。

 

 

なるほど、つまり頭の中の構造もこうなっているんです。

□タイプは不要な物を記憶からも知識からも除去して、とにかく時短。

必要なものだけで構成するから、当然仕事も結論も早くなります。

 

 

 

○タイプは全部がそこにありますから、そこから構築し、他者の気持ちまで考えて行動しますから、そりゃ時間がかかります。

 

 

掲示物の貼り方から先生のタイプを考えてみる。

 

それで、最初の掲示物に話を戻すんですがね。

△タイプの先生の掲示物はどうか、って言ったらね。

 

「要る、要らないの視点じゃないです」って。

気分が上がる掲示物なら貼っておくし、気分が上がらない掲示物なら貼らないって。

なるほどな!って思いました。

 

 

□タイプなんて、「貼る意味があるか」が基準ですけどね。

△タイプは「この掲示物貼ってあったら、なんか教室がいい感じ!」で選ぶ。

 

 

うん、それも重要です。

だって、教室にいる子の3分の1は△タイプですからね。

 

 

 

 

そんなわけで、教室に掲示物があふれていたら○タイプかもしれませんね。

 

 

○タイプの先生が言っていましたよ。

掲示物が重なってて、全部が見えなかったとしても一応貼っておくって。

 

 

この、一応貼っておく、がなんだか○っぽいな、と思いました。

んで、□タイプの先生が重なってて見えなかったら意味なくね?って言っちゃう。

 

 

いろんな児童生徒がいて、いろんな先生がいる。

だから、学校は面白いのでありますなぁ。

 

 

くればやし ひろあき

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住 妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

2001年、大学卒業と同時に正規採用されて名古屋市立の中学校に勤務。愛知教育スポーツ振興財団による中学夜間学級にて講師、名古屋市教職員組合瑞穂支部青年部長、名古屋市教育委員会教育派遣員、全国教育研究集会正会員など、初任の教員としては異例のスピードで評価を高めていく。

2007年、当時市内で最も荒れた中学校を立て直すことに奔走。生徒指導主事、進路指導主事を歴任。
その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて在外教育施設(日本人学校)に出向。当時生徒数が世界最大の日本人学校で生徒指導部長を務める。海外で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。
名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に着任。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートする。

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を行う。

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員した。その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱される。

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』(愛知県安城市)を主催。250人を動員。『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。
2019年 『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。300人を動員。音楽CD『ありがとう』(岡谷柚奈さん)を製作・販売。

同じく2019年、全国でSTR入門講座を開催し、400人が受講。個人セッションとして 100家族以上を相談を行う。また、ご依頼いただき歯科クリニックのコンサルティング及び企業研修を行う。

2020年からは、STRのインストラクターとしての活動をスタートし、基礎講座・応用講座を開催。これまでに門下生55名を育成している。
株式会社ミナクル組織研究所として法人化。