「当たってる、当たってない」とか、「誕生日がどうのこうの」なんて俺にはどうでもいいんだよ!!


1人で40人の生徒を見ていると、「人間ってこんなに違うんだな」と嫌でも気づかされる。

同じ伝え方をしても、「伝わる子」と「伝わらない子」がいる。

僕のことを「好きになる生徒」もいれば、「嫌いになる生徒」がいる。

 

 

ものの見方や感じ方はそれぞれで、みんな違う。

みんな違うのだけど、誰もが素晴らしくて魅力的だ。

 

 

自分と異なる考え方や行動をする子どもを見ると、「なんだ?この子は!」と思う。

「なんだ?この子は!」と思うのだけど、でもそれは「僕」と「この子」が違う人間というだけの話なのだ。

 

 

これは子どもに限らない。

「モンスターペアレンツ」と呼ばれる人たちも、じっくり話に耳を傾ければ、本当に伝えたいことは何のかに気づくことができる。

どれだけ理不尽な要求も、その裏に隠された心にまで気持ちを寄せれば、必ず分かり合える何かがある。

 

 

「違う」ということは、本当に素晴らしいことだ。

 

 

 

 

僕はたくさんの不良少年たちと接してきた。

教師が大人の「正しさ」で接すれば、必ず彼ら彼女らは反発する。

だから生徒指導なんてものは、彼ら彼女らに寄り添うところから始まる。

 

 

目線を下げて同じ目線でものを考える。

同じ目線で話をする。

そうやって人間関係をつくっていく。

 

 

3年もいっしょに過ごせば、どこかでわかり合えるときがやってきて、そのとき始めて大人の「正しさ」を届けることができる。

もちろん「届ける」だけで「受け取る」かは彼ら彼女らの選択である。

 

 

それでいいし、それがいい。

無理してこちらの正しさを押し付ける必要はない。

だって、みんな違うのだから。

 

 

子どもは必ず成長する。

子どもっぽさを残した新入生も、卒業する頃には大人の階段を上り始める。

教育者はそのことを知っているから待つことができる。

 

 

夏になれば向日葵が咲く。

そのことを知っているから、梅雨の時期に「まだ咲かないのか?」と気にする者はいない。

必ず成長するのである。

 

 

どこかでわかり合える日が来るのだ。

だから、みんな違ってみんないい。

 

 

そんなわけで、僕はず〜〜〜っと一貫して、「みんな違って、みんないい」と言い続けてきた。

でも、その本当の意味がなかなか伝わらなかった。

 

 

そんなとき、僕はSTRに出会った。

僕には正直言って、「誕生日でその人の個性がわかる」ということに、半信半疑だ。

こうして門下生がたくさんできた今も半信半疑でいる。

 

 

僕にとって「当たっている、当たっていない」とか、「誕生日でうんぬんかんぬん」なんてことは、本当はどうでもいいのだ。

 

 

 

みんなに伝えたいのは、「ものの見方や感じ方はこんなにも違うんだよ!」ってことだ。

そして、生まれた場所も育ってきた環境も違うのだから、「考え方だってこんなにも違うんだよ!」ってことなのだ。

 

 

このことを知ってもらう上で、STRは僕にとって最良のツールだった。

わかりやすかったのだ。

 

 

「こんなに違うんだ!」が可視化できる。

それをテーマにみんなで話し合える。

このことに価値があるわけで、「当たっている」「当たっていない」の話は本当にどうでもよくて。

 

 

「STRをモノサシにして考えよう!」と伝えているのも同じことだ。

もう何度も何度も同じことを書いているし、伝えている。

 

 

「あの人、○っぽいけど、誕生日がわからないんです」と言われたことがあった。

「じゃあ、○でいいんじゃないの?」と僕はやる気なく答えた。

「でも、それじゃあ、本当に○か、わからないじゃないですか?」なんて言われた。

 

 

本当かどうかなんて、僕に重要ではないのにな、と思う。

そもそも「本当って何ですか?」と思う。

 

 

僕が「誕生日なんてわからなくてもいい」という話はそこから生まれている。

占い師ではないのだから、誕生日なんて別にわからなくたっていい。

こういうことがなかなか伝わらない。

 

 

結局、僕が言いたいことは、「みんな、違う人間だよ」ってことだけなのだ。

だから、相手の言い分を受け入れなくたっていい。

でも、受け止めてあげてほしい。

 

 

人間関係はそこから生まれる。

人間関係が生まれれば、たとえ「違う人間同士」でも、言葉が届くようになる。

 

 

 

そのことを体感を通して学び続けてきた。

ずっと生徒指導に携わってきた。

それも難しい学校で、それをやってきた。

 

 

そういう人生だったから、今、こうしてブログが書けている。

くればやし ひろあき

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住 妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

2001年、大学卒業と同時に正規採用されて名古屋市立の中学校に勤務。愛知教育スポーツ振興財団による中学夜間学級にて講師、名古屋市教職員組合瑞穂支部青年部長、名古屋市教育委員会教育派遣員、全国教育研究集会正会員など、初任の教員としては異例のスピードで評価を高めていく。

2007年、当時市内で最も荒れた中学校を立て直すことに奔走。生徒指導主事、進路指導主事を歴任。
その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて在外教育施設(日本人学校)に出向。当時生徒数が世界最大の日本人学校で生徒指導部長を務める。海外で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。
名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に着任。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートする。

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を行う。

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員した。その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱される。

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』(愛知県安城市)を主催。250人を動員。『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。
2019年 『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。300人を動員。音楽CD『ありがとう』(岡谷柚奈さん)を製作・販売。

同じく2019年、全国でSTR入門講座を開催し、400人が受講。個人セッションとして 100家族以上を相談を行う。また、ご依頼いただき歯科クリニックのコンサルティング及び企業研修を行う。

2020年からは、STRのインストラクターとしての活動をスタートし、基礎講座・応用講座を開催。これまでに門下生55名を育成している。
株式会社ミナクル組織研究所として法人化。