目の前の人を幸せにするって簡単なことじゃないのかもしれないな

tabletPC

日々、「目の前の人を幸せにするために何ができるだろう?」という問いを持って生きている。

でも、最近ふと「目の前の人を幸せにしなければならない」と思って生きていないだろうか?と自問自答するようになった。

 

 

「助けて」と言われたら助けなければならない。

自分が犠牲になってでも助けなければならない。

 

 

嫌なこと、やりたくないことも我慢してやらなきゃいけない。

辛いのに、苦しいのに、がんばらなきゃいけない。

 

 

ひたむきに取り組んだ挙句、(あーあ、やらなきゃよかったな)と思う。

そんなことってないだろうか。

 

 

目の前の人のために嫌われないように自分を犠牲にする。

そんなこと、あるのかもしれない。

 

 

それでふと思ったのだ。

僕の一番、目の前にいるのは僕自身だ。

だから、僕は僕自身を幸せにするために生きてみてもいいんじゃないかって思った次第です。

 

 

 

んで、「じゃあ、幸せってなんぞや?」と、また新たに自問自答するわけです。

突き詰めて考えていきますと、「やりたいこと」がやれてるなら、それが一番幸せなんじゃないか、と思えてきて。

 

 

人に愛されるとか、お金があるとか、時間があるとか、いろいろ欲しいものはあるのだろうけど。

それら全部を手に入れなきゃ幸せになれないかというと、そういうものでもなく。

 

 

だから、こうやってグルグル考えると、「目の前の人を幸せにする」ってのはね、「目の前の人を幸せにしなければならない」ではなく「目の前の人を幸せにしたい」から始めることなんだな、と思うわけです。

 

 

どこか自己犠牲的に自分を殺して何かをすることではなくね。

「この人のために何かしたい」

そう思える人と一緒にいることが大切なんだろうな、と思いました。

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。