打ち手があるのに諦めるなんて、君は甘えてないか?

人生は冒険

学校の先生だった頃

保護者の対応に苦戦したことがあった。

 

 

いつも罵声を浴びせてくるその母親を思い出すだけで

胸がギュッと苦しくなった。

 

 

今も経営していると

お金の面で苦しいことがある。

 

 

そのことを思い出すとやはり

胸がギュッと苦しくなる。

 

 

でも、お仕事の面でいえば、

必死になってできることをしているときは

その苦しみから解放される。

 

 

悩みって、止まっているときに感じるように思う。

例えば筋トレに打ち込んでいるときも忘れる。

 

 

心を苦しめる悩みの数々はそこにフォーカスすると

急に鮮明になって苦しくなる。  

 

 

人間って本当に

感情の生き物だよな

と思う。

 

 

感情に支配されている。

苦しいと動きが止まる。

 

 

感情に支配されながら

何か行動しようとすると

本当に苦しくなる。

 

だから、苦しいときは

その苦しみは十二分に味わったほうが良い。

 

 

十二分に味わった後で

「やるしかない」と腹を括る。

 

 

そしたら、あとは動くだけだ。

動くだけといっても打ち手なんて限られている。

 

 

それを全部やる。

 

 

 

「自分に優しくしよう」という言葉を見た。

自分に優しいのか、甘いのか。

その差はどこにあるだろう?

 

 

僕は「できること」を全部やったうえで、それでもダメなら許してやろうと思う。

それは自分に優しくすることだ。

精一杯やった自分を自分で認めてあげるのだ。

 

 

一方で、「できること」はまだあるのに、途中で諦めたなら、それを許してはいけないと思う。

そんなのは甘えだ。

できることがあるのにやってないなら、甘やかしてはいけない。

 

 

これは子育てのことをいってるんじゃないよ。

自分が自分に対して、だ。

 

 

もう君にはできることはないのか?

まだあるだろう?

それ、全部やったのか?

 

僕はいつも自分にそう問いかけている。

 

 

うまくいくことより、うまくいかないことの方が多いけどさ。

だからこそ、僕は日々成長できている。

 

 

できること全部やって、それでもダメなら仕方がないじゃないか。

そんな気持ちで日々を精一杯生きているんだけど、君はどうだい?

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。