誰かが何とかしてくれると思っているあなたへ


この国はこれから、もっともっと貧しくなる。

超高齢社会。

もう「高齢化」ではなく「高齢」社会なのである。

 

 

少子化の一途は辿り、晩婚化は進み、人口はずいぶん昔から減少し始めている。

増えていく高齢者を少ない現役世代で支えねばならない。

 

 

そういう国において、今の政治はハッキリとした対策が取れているわけでもない。

年金がなくなることはないだろうけれど、僕らの時代には悠々自適な暮らしは待っていないだろう。

 

 

そんな未来がもう、ハッキリと、クッキリと見える現代を生きているのに、ほとんどの人はそれでも誰かが何とかしてくれると信じている。

 

 

たぶん、この国はもう準備不足の人を救済してはくれない。

上場企業が社員の副業を認め出して久しい。

もう国も会社も、あなたを無条件で守ってくれる時代ではないのだ。

 

 

で、僕はそんな時代を悲観的に捉えているかというと、そんなことはない。

僕はいつだって野生の中を生きていると思っている。

いつでも自分の力で生きていけるだけの能力を身につけたいと思って行動してきた。

 

 

これからきっと、大震災だって起こる。

家屋を失うかもしれない。

食事にありつけないかもしれない。

それでも生きていかねばならない。

 

 

だから、そんな力を身につけておきたいと思う。

人脈や経済力、そして体力。

ビジネスを組み立てる力も必要だろう。

 

 

誰かが何とかしてくれるなんてありえない。

何とかするのは自分である。

 

 

決して不安を煽っているわけではない。

もう、貧しくなっていく日本をしっかり体感している今、何の備えもない人を見るたび、心を痛めるのである。

 

 

誰も何もしてくれない。

自分で備えなければならない。

本当にそう思って、新たに事業に取り組んでいる。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。