考えるな!とりあえずやれ!


「人生を変えたい」という人に出会いました。

なるほど、と思って、その人にある提案をしました。

それはその人の人生を変える提案でした。

 

 

それで僕は、その提案について「どう思いますか?」と尋ねるんです。

その人は「とても良い提案です。いつかやりたいと思います」と答えるのです。

 

 

「ほほう…。それでそのいつか、、、というのはいつですか?」

微笑を浮かべて質問をすると、その人は俯きながら

「自信がついたら」と言いました。

 

 

自信がついたら…。

これ、本当によく聞く言葉です。

 

 

「今は自信がないので、自信がついたらやってみます」

 

それで僕はさらに嫌らしい質問を重ねるんです。

 

「どうしたら、自信つくんですか?」

 

「えっ?」

そう声をあげたまま、その人は凍りついてしまいました。

 

 

自信がついたらやってみようと思うのだけど、じゃあ、どうしたら自信がつくのか。

この秘密に気がつかない人は、人生を変えることができません。

 

 

多くの人は自信がないから何もできません。

ここに存在する思い込みは「自信」があると何でもできて、「自信」がないと何もできないという思い込みです。

 

 

だから、自分に足りない自信をつけるために、自己啓発セミナーに高額を支払いますw

でも、何も変わりません。

そういうもので自信がついたように錯覚させることはできますが、本当の意味での自信はワークやらセッションやらで身につくものではないからです。

 

 

そもそも人が行動するのに、「自信」は関係ありません。

人を動かすのは「動機」です。

それもあなたの内側にある内的動機です。

 

 

自信があるからやるんじゃないんです。

やりたいからやるんです。

 

 

良いですか?迷ったらゴーです。

「迷う」ってのは「やりたい」証です。

自信なんかいらないんです。

 

 

自信がないからやらない、なんてのは、小さなプライドが傷つくのが怖いからです。

失敗すると、小さなプライドが傷つくんですよ。

だから、失敗しないように挑戦もしないのです。

 

 

冒頭に話を戻します。

「人生を変えたい」という人に出会いました。

その「「人生を変えたい」という思いは本当ですか?

強く強く願っていますか?

 

 

だったら、自信なんて関係ないんです。

進めばいいんです。

 

 

とりあえずやってみる。

やってみてから考える。

 

 

自信なんてつかないし、自信がつくのを待っていたら歳を取ります。

今日が君の人生で最も若い日なんだ。

だから、やれば良いんです。

やってから考えればいいんです。

やらないとできるかどうかなんて、わかりっこないんだからさ。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。