目の前にこの子の「今」にフォーカスしよう

子どもの気持ち 

人間の「脳」は、愛にあふれているんです♪

人間の脳は、

ネガティブに思考するように
できているのだそうです。

それは、
「愛の機能」なの。

 

なぜだと思いますか?

 

それはね、
あなたの一番の味方が、
あなただから。 

 

だから、
脳はあなたを守るために
一番安全な道を教えてくれます。

 

「過去」には、
悪い意味づけをしてくれます。

「あんなことがあったから、
 次はそうならないようにしよう」

 

「未来」には、
不安を感じさせてくれます。

「こんなことがあるかもしれないから、
 気をつけよう」

 

ネガティブな思考はね、
自分への愛なのです。

 

不安は愛の証なの♪

子育てをしていると、
そんなネガティブな思考を
たくさんしてしまっていることに
気づきます。

それも「愛の機能」なの。

 

我が子を守りたい。

だって、親なんだもん。

思うよ、そりゃ。

だからね、
「愛の機能」は発動してしまう。

 

この子の「過去」や「未来」にフォーカスして、
不安ばかりが募ってしまう。

 

「もっと勉強させなきゃ」

勉強しないと、
こ〜なって、
あ〜なって、
そ〜なって、
あ〜もう大変!

 

「ちゃんと学校に行かなきゃ」

学校行かないと、
こ〜なって、
あ〜なって、
そ〜なって、
あ〜もう大変!

 

なんて、未来を先取りしてしまう。

 

もしくは、

「あれが悪かったの?」

「何が悪かったの?」

なんてね。

「過去」から犯人を見つけようとしてしまう。

 

それは、愛の証なの。

 

本当に大切にしたいのは「今」

でもね、
本当に大切にしたいのは
「今」なんです。

 

「過去」に勝手に意味づけをしているのは自分です。

まだ起きていない未来に、
勝手に不安を覚えているのは自分です。

 

「過去」と「未来」よりもね、
「今」を生きてみる。

 

勉強したくないんだね。

どうして勉強したくないんだろう?

内容が難しいの?

それとも展開が早いの?

他に気になることがあるから?

心配事があるから?

 

そうやって目の前にいるこの子の
「今」にフォーカスしてみるといいんだよ。

「今」「今」「今」の繰り返しが「未来」ですから。

 

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

「今」目の前にいるこの子が感じていることは何だろう?

 

(「いいね」を押していただき「しつもん」の答えと一緒にシェアしていただけたら幸いです。) 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。