学習塾に払う金はない!

子どもの何にお金をかけたいですか?

絶海の孤島ニウエ。

ニウエには日本でいうところの小中学校にあたる学校が1校、高等学校にあたる学校が1校ある。

教育は無償で、全員が等しく教育が受けることができる。

 

 

だから、学習塾なんてものはなく、教育費をかける必要がないらしい。

 

 

なるほど、と思う。

選択肢のない山間部や離島の教育事情も同じかもしれない。

1校しか進路の選択肢がない場合、教育費をかける必要がなくなってしまう。

 

 

じゃあ、その子たちは大人になったとき、学力の低さに戸惑うのだろうか。

ってなことを考えると、学習塾や家庭教師にお金をかけることって、何なのかな〜って思っちゃうわけだ。

 

 

そもそも、あれだ。

別に成績なんてどうでもよくね?

高校や大学なんて行けるところでよくね?

って思ったら、塾や家庭教師は潰れる。

 

 

点数を比べあっててくれた方が都合がいいよね、って思う。

あ〜、個人的見解だから反論はいらない。

 

 

そんなわけで、

「父ちゃん、みんなが塾行ってるから、僕も行きたいんだけど」

なんて息子が言うわけ。

 

 

「ウチには、海外旅行に行かせる金はあっても、学習塾に行かせる金はない!」

 

 

ついでに言うと、宿題もない方がいいのになぁと思う。

遊ぶ時間がなくなる。

宿題は家での時間を奪う行為だ。

 

 

つまりね、ものの見方なんて人それぞれだってこと。

 

 

庶民の経済がますますマズイことになってるらしいじゃない?

それなのに、教育費が膨張しているんだって。

 

 

教育費も投資だからね。

昔、個人懇談会で言われたなぁ…。

「学習塾にいくら遣ったと思ってるの⁉︎

 普通科に行ってもらわなきゃ困ります!」

 

 

だれが困るんだろうね、だれが。

ウチには学習塾に行かせる金はないから。

 

近所の学習塾がしつこく営業電話をかけてくる。

学習塾なんだから、そろそろ学習してくれないだろうか?

何度断っても電話してくる。

努力と継続が売りの学習塾なんだろうか…。

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

子どもの何にお金をかけたいですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。