スイミングスクールに入れたいのですが問題

スイミングスクール

 

スイミングスクールに入れたいって親も多いみたいよ。

僕も子どものころ、スイミングスクールに通ってた。

 

 

すごく嫌だったなぁ。

あんな長い距離、何本も泳がされて、あたしゃ苦痛だったよ。

 

 

でね、よくスイミングスクールに入れたいって親が口にする言葉がさ、

「いざというとき、溺れたときに泳げるように」なんだよね。

 

 

 

でもさ、よ〜く考えてみて。

泳げないやつが溺れるシチュエーションって、どんなとき?

 

 

川で流される?

ちょっと待って。

 

泳げないやつは、たぶん流されるほど流れのある川には近づかないと思うよ。

溺れている人を助けに行って流されるのは、決まって「泳げる人」だもん。

 

 

海に落ちたら?

ちょっと待って。

救命胴衣もつけずに、海に落ちる局面って、どんな状況よ?

 

 

その心配、ちょっと意味不明だよなって思うわけ。

っていうか、それ「スイミングに行かせたい自分」にOK出すための言い訳でしょ?

 

 

 

そもそもあれだ。

スイミングスクールに入らなくても泳げる子どもはたくさんいるよ。

中学校の体育をのぞいてごらん。

 

 

けっこうみんな泳げているよな。

体育の授業って大事。

 

 

 

上海じゃプールの授業がないらしくて、けっこう泳げない中国人が多いんだよね。

あと、リッツカールトンのプールで、ブリーフ一丁で泳ぐおっさんとかもいたよ…。

たぶん、プールに入るときのマナーみたいなものを習わないとわかんないってのもあるのかもね。

 

 

 

そんなわけで、子どもがスイミングスクールに入りたいなら入ればいいし、入りたくないなら入らなくてもいいんじゃない?

 

 

 

とりあえず、泳げない子どもが水場に近づいたらライフジャケット必須な。

 

 

 

そしたら、あなたの不安は解消されるから。

絶対溺れないから安心してね。

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。