他者とどんな関わり方をしたらいいだろう?
今年、クラウドファンディングを成立させることができました。
1円も集まらないプロジェクトもあると聞きます。
では、なぜクラウドファンディングを成立させられたのでしょうか。
一つは、「プロジェクトのテーマがよかった」ということがあると思います。
社会問題を多く扱うREADYFORさんからも、
「このテーマなら集まりやすいと思います」
と言われたテーマでした。
クラウドファンディングのテーマと
クラウドファンディングサービスの相性はありますね。
ただ、「テーマさえ良ければお金が集まるか」
というと違うように感じます。
クラウドファンディングでは、
プロジェクトに一人、
オペレーターがついてくださり、
相談に乗ってくれます。
All or Nothing(成立させられなければ無報酬)の場合、
クラウドファンディングサービスとしても無報酬になってしまうわけですから、
何とか成立できるように支援してくださいます。
それでも、まったく支援が集まらないプロジェクトもあるわけです。
つまり、プロジェクトの良し悪しだけではない要素があるんですね。
たとえば、今回のプロジェクト。
「9月1日に子どもたちの自殺が多い。それを何とかしたい!」
そんな思いからスタートした映画上映プロジェクトでした。
で、思うわけです。
たとえば僕が、「カンボジアに井戸を掘りたい」とか「インドに学校を建てたい」とか言ったとして、支援が集まったでしょうか。
おそらく、集まりません。
なぜならば、僕にはそれをやる必然性というか、「僕でなければならない理由」がないからです。
僕はカンボジアもインドも、縁もゆかりもないですから。
そもそも行ったことないし。(笑)
やはり16年間中学校で勤め、教育と子育てのことを2年以上も毎日メルマガとブログで配信し続け、全国で講演やワークショップをしているという信頼と実績、そういうのってあると思うんです。
立つべくして立つ、と申しましょうか。
そういう意味で言うとね、20代の生き方って、とても大事だと思うんです。
30代になったとき、クラウドファンディングを成立させられるような生き方を20代でしておく。
クラファンをやるやらないは別にして、成立させられるような生き方をしておくんですね。
たとえば、あなたが3年後に何らかのテーマでクラウドファンディングをすると仮定します。
じゃあ、それを成立させようと思ったら、これから2年間、どんな暮らしをするようになるでしょうか。
子どもともそんな話をしてみてください。
きっと、お友達との関わり方も変わるんじゃないかなって思います。
創造的な人生を生きるためのしつもん
どんな関わり方をしますか?