違うって素晴らしいことだ!って気づいたら、世界はもっとあたたかい。
こんなに違う僕らが
この世界ではいっしょに暮らしている。
「ひとつにならなきゃ」って思うけど
ひとつにはなれなくて。
ぶつかったり
すれ違ったりする。
本当は違うんだ。
ひとつにならなくても
いっしょにいられるんだよ。
何度もわかり合って
何度も分かり合えなくて
そのたびもっと知りたいって思うから
いっしょにいられる。
違う人間だから出会えて
違う人間だから別れられる。
離散と集合を繰り返しながら
つながっては離れ、
つながっては離れ。
違うからこそ思いが重なる。
つなぐのはたぶん言葉ではなく
思いなんだよ。
「違い」は「さよならの理由」ではなく
「いっしょにいる理由」になる。
こんなにも違うから
素晴らしいんだ。
同じ場所にいて、
同じ音を聞いて、
同じ空気を感じていても。
全然違うものが見えていて、
全然違うものが聞こえていて
全然違うことを感じている。
こんなに違うから、
同じ場所にいても
違う景色を見せてくれる。
なぜ僕があなたと出会ったのか。
なぜあなたが僕と出会ったのか。
互いに違うから
互いに違う景色を見せてくれる。
違うって素晴らしい。
違うって素晴らしい。
「なんで?」って感じるたびに傷つけ合うけど、
「なんで?」って感じるたびに違う景色を見せてくれる。
違うって素晴らしい。
違うって素晴らしい。